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アダルトチルドレン

”私”の「自分軸」を育てるステップ

アダルトチルドレン   2026/08/20 (木)  12:48 PM

庭の方では風船かずらが一杯なっています。あちこちに実がなっています。小ぶりの朝顔も同時期に咲いてくれて「夏だな~」って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々と力をつけてこられ、それまで分からなかった事がわかり、見えなかった事が見えてくる感じになっていらしゃるな~!って事を感じます。静かな自信の感覚が感じられてくるのですよね。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、ご自分という存在が「何を感じ、どうしたいのか?」という、ある意味生きる上での大切な「自分軸」という部分が見えない状況の中で生きるという事が起こってしまいます。

 

この「自分軸」がご自分の心の中に定まっている事で、「私はどんな人生を生きていきたいか?」が明確になってくるのでしょね。またご自分を取り巻く人間関係における適度な距離感と境界線を設定していくことで、ご自分の心地良い環境や人間関係が整っていくようになります。「自分軸」が明確になると、本当に必要な関係とそうではない関係も同時に明確になっていくからです。

 

ご自分を取り巻く人間関係が整ってきますと、次第にそれまで感じていたストレスフルな感覚や問題は格段に減ってきます。「ご自分が心地良いと感じるもの」の中に身を置いていけるようになります。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、ご自分の中にある「自分軸」を整えていくという事が難しくなります。それは親という存在が適切な”鏡”として、子供の存在を映していないからです。

 

問題を抱えている親から映される”鏡”は、どこか親自身が抱えている問題を歪め正当化する為のものとなります。本来ご自身が感じている大切な感情や感覚ですら「間違っているもの」というふうにフィードバックされてしまい、「自分がそのままで良い」という大切な感覚が感じられなくなってしまうからです。

 

回復と共に、次第に「私は私のままで良い」という感覚が育ってくるようになります。ご自分を認め大切にしながら生きるという事が可能になってくるのです。

 

そうした時、ご自分の中に周りの人達を映し出す”鏡”が備わってきます。そして初めて苦しい不快な人間関係を手放し、ご自分が楽な環境の中で生きていくという事ができるようになるのです。

 

「私は私のままで良い」という、楽なご自分のポジションが見えてくるのです。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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