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アダルトチルドレン

本来の”私”が人生に求める「何か」

アダルトチルドレン   2026/07/17 (金)  12:40 PM

庭の方では少しずつ風船かずらが大きくなっています。10㎝ぐらいの大きさとなっています。地植えにしますと着々と成長する感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ、ご自分の自由を求めるべく力がついて来られていらっしゃいます。良く頑張っていらっしゃいます。

 

当相談室では幼少期からのトラウマを背景とする、様々な問題についてご相談をお承りさせて頂いております。

 

トラウマを抱えてしまうことによって、本来のご自分の姿ではない姿を生きさせられるという事が起こってしまいます。機能不全家族の中でサバイブする時、そこには理不尽な形での虐待やネグレクトなどが横行している中、「大人になったら家から離れて自由になってやる」という感覚を抱えながら成長して来られる。

 

子供の立場では、これらのトラウマの問題は如何ともし難い中、やり過ごしていかなければならないので、色々なやり方でサバイブする方法を身につける場合があります。その一つにご自分の感覚を麻痺させる事によって、それらの苦しみや葛藤をやり過ごしサバイブするという事があるかも知れません。

 

しかしこれらのトラウマの問題は感覚麻痺をさせていることによって、一時棚上げ状態になってしまっているという事があるのです。過酷な状況をサバイブするためには必要な戦略となるのですが長期的に見た場合、緊張が落ちた状態になる場合、フラッシュバックやトラウマの症状が浮上してしまうという事になってしまうのです。

 

多くは大人になった場合、トラウマの孤独を落ち着かせるための依存の対象物を抱えてしまったり、トラウマの恐怖に影響された対人関係様式を抱えてしまったり、トラウマを再演する事によって人生が乗っ取られたりという事が起こってしまうのです。

 

これらを鑑みますと、本来のご自分の人生を生きているのではなく、「トラウマを負ってしまった事により、トラウマに振り回された人生を生きさせられてしまっている」という事が考えられます。

 

少しずつトラウマの問題から解放されていきますと、生きることがシンプルになってきます。様々なトラウマによって作られてしまった症状が無くなっていく。そうしていくうちに「”私”の人生に何を求める?」という大切なテーマが見えてくるのです。

 

本来の”私”が人生に求める「何か」を大切に生きていく事ができるようになるのです。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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