愛着障害 2026/05/14 (木) 1:12 PM
横浜は良い天気であります。5月のこの季節は花達が元気に咲いています。
零れ種で発芽したカモミールも一面に開花しています。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。幼少期のトラウマから解放されるにつれて、着々と力をつけて来られていらっしゃいます。
回復と共にこれまで見えなかった事が見え、分からなかった事がわかってこられていらっしゃる感じがあります。
非常に興味深いのですが、トラウマからの回復のステップと同時にそれまで繋がっていた人間関係が次第にシフトチェンジしていく展開になる事があります。
トラウマから派生する不安傾向が解消されると共に、より自律的な形で生きる力がついてくるからです。そうした時、それまで実は不安がベースで繋がっていた関係、それが当然となっていた関係性に対し「あれ?」と違和感を感じるようになるのです。
相手との関係は不安で依存的な姿でいる事でバランスが取れ、そして力がついて自律的になる事は求めていなかったという事も見えてくる場合があるかも知れません。
これまで「どこか不健全」って感じていた関係に対し、より顕著に「この関係は苦しいかもしれない」とクリアに感じられるようになって、ご自分を守るべく距離を取ったり関係性を考えたりするという事ができるようになるなるのです。それが出来るのは、トラウマ治療とともに大切な「自分軸」が育ってくるからです。
幼少期の親との関係での不健全な愛着関係がある時、大人になってから親密な関係に対し回避的になってしまったり、不安傾向が高くなってくる事があります。
トラウマを内包した中で不安定な愛着の問題を抱えている場合、そこで繰り広げられる関係はご自分が傷つけられたり感情的に振り回されたり、依存的な姿でいる事を強化される関係性となってしまいます。
ですのでトラウマが取れてくると、それまであたかもバランスが取れていた関係に違和感を感じ、そこでの関係性はご自身が問題を抱えていた事によってバランスが取れていた歪んだ関係であったと気がつかされるのです。
回復と共に人間関係の断捨離が行われてくるのですよね。次第にご自分が自由な姿でいる事で、楽で心地良い関係性が構築されていくのですよね。
力をつけてきた結果、相手が嫉妬してきたり成長を阻んでくる関係は段々と必要なくなってくる。私が私のままで良い楽な関係にシフトチェンジしていくようになるのです。
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ご興味のある方はご参照下さいませ。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい。
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