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共依存

”私”の自由のために生きる世界

共依存   2025/12/26 (金)  10:34 PM

庭の方ではヒヤシンスが芽を出していました。「あ!いつの間に〜!」って感じであります。植物達の成長を観察しているととっても楽しいですね。

 

日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。着々と自信をつけながらこられていらっしゃいますね。

 

当相談室では様々なご相談をお承りさせて頂いております。その一つに共依存関係についてがあります。

 

共依存関係というのは、問題を抱えている対象に対して心が奪われ、その影響によってご自身の気持ちが振り回されてしまい、時間と心のエネルギーが消耗させられる関係かも知れません。

 

この共依存関係というのは、非常に侮れない感じがあると思います。それは心というのは目に見えないけれど確かにそこにある感覚だからです。つまり人と繋がるという事は、相手の抱えている苦しみを背負ってしまうという可能性もあるからです。

 

共感という言葉がありますが、相手の感じている事が伝わってきて、その中で「あ~相手はこんな気持ちなのだな~」って非言語的にコミュニケーションというのは行われています。カウンセリングのベースというのは、この非言語的な共感をベースとして成り立っているかもしれません。

 

「自由に生きる」という時、「誰と繋がっていて誰と繋がっていないか?」という部分は非常に大きな要因だと思います。一緒にいて楽しい人、心が落ち着く人、安心感を感じる人、色々な場合があるかも知れません。

 

一方、言葉では何もないけれど、一緒にいると惨めな自分になってしまう時、またダメ出しされているような自信がない感覚にさせられてしまう人、そういう場合もあるかも知れません。

 

この一緒にいて苦しい人との繋がりがあまりにも距離感が近い場合、ご自分の領域に相手の苦しみが占領してしまい、ご自分が自由に生きるエネルギーを消耗させられ、かつ世界を占領されてしまうという事が起こってしまいます。

 

「心の距離」というのは非常に大切なポイントとなります。ご自分と相手との心の境界線を作っていく。そうしていく事で、相手をそのまま見守っていられる。

 

「自分は自分、相手は相手」で自分の問題を自分の力で解決していける力がある。それはご自分が背負っていく領域ではない。

 

そんなことが見えてきますと、次第にご自分が心地良いものに心がむき、そして心のエネルギーが復活していきます。ご自分の自由のために生きていく事ができるようになるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

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