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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿で生きる自由

アダルトチルドレン   2025/05/09 (金)  11:44 AM

種から育てていたカリフラワーがいつの間にか大きくなっていました。菜の花と一緒に植えていたのですが、菜の花に隠れて分からなかったので「お!」って思いました。

 

ホワイトベルという種類のカリフラワーの種を蒔いていて苗がだいぶ大きくなったので、玉ねぎ跡地に定植しました。これからが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。ご自分を振り返っていらっしゃるからこそ、着々と力をつけてこられるのだと思います。

 

アダルトチルドレンの問題で自己否定感の側面は大きな要因だと考えられます。自分自身にOKを出せる事によって「私は私でいいのだ〜!」っていう静かな自信を持って生きる事ができるのだと思います。

 

その中で色々な要因によって、この自己否定感に陥ってしまう部分があると感じます。その一つでは現在進行形の人間関係における嫉妬される関係も、この自己否定感の大きな要因かも知れません。

 

もちろん幼少期のトラウマも自己否定感に結びつくと言われています。複雑性PTSDの問題は、このネガティブな自己観に陥ってしまうという事が言われています。

 

しかし現在進行形の人間関係においても、これらの根底にある自己否定感を強固にしてしまうと考えられます。人は非言語的な部分と言語的な部分と2つの側面でコミュニケーションをとっていますね。

 

ですので心の中で思っている事と、外で言葉出てくる面や、相手の非言語的な態度では異なっている場合があります。

 

嫉妬される関係性では、はっきりと「嫉妬しているから攻撃しています」とは言葉では言いません。しかし態度や非言語的な部分で「あなたが悪いから攻撃しています」という形で表現されている場合があるように感じます。

 

「何か自分が悪い事をしたのではないか?」と、その微妙に受動攻撃されて苦しいけれどわかりにくい関係性を継続していますと、自分の中にある自信がどんどんと損なわれていく事があります。受動攻撃なので、わかりにくいのです。

 

幼少期のトラウマを負っている場合、自信というのは持ちにくい状況の中で、その様な力を微妙に奪い続ける関係性にいる時、本来の自分の力というのは育っていかない事が起こってしまいます。

 

そんな時、セラピストという鏡の前に立ってみると、これまで見えていた図とは異なった景色が見えてくるかも知れません。なぜ周囲はその様な態度をし続けるのか?

その理由が明確になって来ます。

 

色々な理由があったりしますが、多くは能力差によって周りからビビられていることによって、嫉妬という攻撃をされている場合がある事があります。ご自分を振り返ってみますと、能力差や、周りのそれに対する脅威と不安によって逆に攻撃的態度に出ていることもあるかも知れません。

 

そんな本来の姿を見つめ、そしてそれを育てていくと、現在の人間関係はシフトチェンジしていきます。”私”が心地良い人と繋がり、そして楽しくやってける世界が広がっていくのです。

 

その世界は「私は私でいいのだ~!」っていう自己肯定感と、そして一体感と調和の楽な世界なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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