アダルトチルドレン 2025/05/01 (木) 12:53 PM
だいぶ暖かくなってきました。園芸屋さんの方では野菜の苗が色々と売っていました。ピーマン、ミニトマト、きゅうりを植えました。土を整理して肥料を入れました。これから夏にかけて楽しみですね。
日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに自信と誇りを取り戻し、本来のお姿に戻っていらっしゃるなと感じます。
ご来室される方々の多くがトラウマの問題を抱えている状況の中、サバイブされて生き抜いてこられていらっしゃいます。幼少期のトラウマは「自由に生きる」上で非常に足枷となってしまうと感じます。
その一つに「自己肯定感」の要因があるかと感じます。この自己肯定感が育っている事で、「私が私のままで良い」という自信を感じられ、色々な環境や人間関係において、良からぬ人達から境界線を踏み越えて来られたり、搾取される事を「NO~!」という感じで跳ね返す事ができ、ご自分を適切なタイミングで守っていく事が可能となります。
トラウマの問題を抱えてしまいますと、この自己肯定感が損なわれてしまうという事があります。自分の存在価値が貶められてしまう感覚に苛まれるのです。
その自己肯定感が損なわれてしまった場合、理不尽極まりない関係性に対し、本当の意味で怒りを感じる事が難しくなってしまい、自分を傷つけた相手に対して下手に出てしまったり、傷つけられる関係性を続けてしまうという事が引き起こされてしまうのです。
トラウマの問題から解放されていきますと、心から「嫌なものは嫌だ~!」って感じで、ご自分を傷つけられる関係に動物的感覚の如く「NO~!」って感じに対応でき、ご自分の自信と誇りを保ったまま生きていく事が可能となります。
そしてそれまで見えなかった事が見え、そして分からなかった事がわかってくるのです。その世界はこれまで見えていた世界とは異なった、景色だったりします。
「ほ~なるほど~!」っていう新しい景色を眺めながら、「この世界をどう生きたら自分がアドバンテージの立ち位置になれるかな?」って感じになっていくのです。
「自分軸」で持って広い世界を自由に生きる事ができるようになるのです。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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