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アダルトチルドレン

”私”の可能性を広げていく旅

アダルトチルドレン   2025/04/23 (水)  10:02 AM

庭の方ではそら豆が小さいですが出来ていました。段々と暖かくなり、植物達はますますパワフルに育っています。えんどう豆と馬鈴薯コーナーではすくすく育っていました。

 

日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが少しずつ色々な可能性を広げ、着々と自由の世界を生きてこられているなって事を感じます。

本当に素晴らしいなって事を感じます。

 

やはり実感するのが、それぞれが潜在的な力をお持ちでいらっしゃり、そこに自由に生きるための伸び代が隠されているという事を感じます。

 

ではどうして自由に生きるという事が難しくなってしまうのか?

それは「親自身が自由に人生を生きていないから」というのが大きいのかも知れません。

 

トラウマは世代間に連鎖をしていくと言われています。祖父母の代からお話をお伺いさせて頂くと、トラウマの問題が潜んでいて、そしてそのトラウマの環境下で両親もサバイブしている。だからお話をお伺いさせて頂くと、両親もトラウマに関連する症状を抱えて子育てをしているという事があるように感じます。

 

そんな時、親は自分の人生を自由に生きられていない。トラウマの影響によって親自身が人生に納得いかない怒りや、それゆえの子供に対する嫉妬の感情を抱えながら生きているという事があるかも知れません。

 

そのような親の元で育ってくると、子供の自由な展開や可能性に対し色々な形で邪魔をしたり、トラウマを植え付けたり等と、自由に生きる事を邪魔されてしまう事が考えられます。

 

あからさまに嫉妬を表面に出してくるという事がないため、子供の教育のため、躾のためという風を装い、色々な形で虐待をしたりする事があります。だから「自由に生きよう」と思うと、親の怒りの感覚がフラッシュバックする状況になってしまう場合もあります。

 

そんな親自身の人生の不幸の呪縛を子供が背負ってしまう事で、子供の可能性が封印されてしまう事が起こってくるのです。

 

本来は親自身が自由に生きていれば、このような事がないのですが、親自身の生きる上での限界によって、子供が自由に生きるチャンスを破壊されてしまうという事が起こってくるのです。

 

だから子供の代の方々は潜在能力があるけれど、それを活かせないまま大人になっている事が考えらるのです。

 

それらの親からの「自由になってはならない呪縛」から解放されて行きますと、本来眠っていた潜在的な伸び代を生かしながら、自由に世界を広げていかれるようになります。

 

”私”の人生を豊かに自由にしていかれるのです。

本来の姿は美しく輝いているのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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