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アダルトチルドレン

”私”を認め自由に生きるステップ

アダルトチルドレン   2025/03/09 (日)  9:19 AM

今日はとっても天気のいい横浜であります。庭先の方ではだいぶヒヤシンス、水仙、チューリップなどの球根類が芽を出していました。ちょっと寒いですが、元気にしておりました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに、ご自分らしい自由なステップを踏んでいらっしゃるなという事を感じます。”本来の私”の姿は非常に美しいなという事を感じます。

 

当相談室では色々な生きづらさについてのご相談をお承りさせて頂いております。その一つに「ご自分を否定してしまう感覚が拭えない」という部分かと感じます。

 

根底にその感覚が拭えず、どんなに頑張っていても、結果を出していても自分に対するダメ出しが続いてしまうなどです。

 

この部分について感じるのが、親-子関係の中で適切に本来の姿を「鏡」として映されていないという事が考えられます。前にも書かせて頂きましたが、親-子関係の知能差がある場合、親は子供の力や凄さを理解出来ない。だから適切に子供の力について、存在意義についてフィードバック出来なくなってしまう。

 

そうすると親からの歪んだ形で、子供に対してフィードバックされてしまい、結果として「自分て良いもの」という事を感じにくくなってしまうという事があるかも知れません。

 

またご自分に対する自己否定感を抱えていますと、本来の自分のレベルよりも低く自分を見積もってしまい、それによってご自分と関わる人間関係は通じ合えない関係の中に身を置いてしまうという事が考えられます。

 

通じ合えないので、自己否定感を抱える方はますます「自分が何か足りないのでは?」と感じてしまい苦しい展開となってしまうのです。

 

本質としては、自分とは能力差がある人間関係では見えている世界や感覚は相当違っていて引き起こされているのですが、自己否定感をますます強化してしまうという展開になってしまうのです。

 

回復と共に少しずつ「自分っていいもの」という事が感じられ、少しずつ少しずつ自己肯定感が育って来られます。それと連動してご自分にふさわしい人間関係の環境の中に身を置いて行かれるようになります。その関係性は通じ合える喜びを感じられる関係だったりします。

 

「どうして分からないのかな~?!」っていう関係ではなく、互いが一緒にいて楽でいられる関係が構築されていくのです。

 

「あ~楽だ~!」の世界を自由に生きて行かれるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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