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FAP療法

本来の”私”を発見していく旅

FAP療法   2025/02/16 (日)  2:16 PM

今日はなんだかちょっと暖かい横浜であります。

今年の冬はちょっと暖かい感じですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの素敵な回復のステップを歩んでいらしゃるなと感じております。

 

それまで見えなかった事が分かり、ご自分を取り巻く世界が変わっていく喜びがあるように感じます。少しずつ少しずつ力をつけていらっしゃると感じます。それぞれの方々の本来の姿を拝見させて頂く事は、ワクワクさせられる感じであります。

 

当相談室では師匠の大嶋先生がご提唱している、FAP療法を用いさせて頂きながらトラウマ治療を進めさせて頂いております。非常に優秀なトラウマ治療であると感じます。

 

当相談室では、幼少期からの様々な複合的なトラウマを経ていらっしゃる方がほとんどであります。子供時代から大人になるまで、色々な場面でトラウマを負ってしまっている状況です。

 

そんな時、FAP療法を用いながらトラウマ治療を進めていく事は有効だと思います。

それは幼少期における、時には記憶がないトラウマについても治療が可能だからです。

 

トラウマの問題というのは、ご自身の中で受け入れ難い記憶と感情を扱っていくため、通常の治療方法では治療に対する抵抗感が出てしまって、トラウマによって問題が発生しいているのだけれど、本質の部分にアプローチ出来ないというジレンマに陥ってしまうという事が起こってくるのです。

 

様々な問題の元になっているトラウマの記憶と感情を、スムーズに治療をしていくことが出来るので、回復のスピードが早いというメリットがあるのです。

 

また幼少期のトラウマ、複雑性PTSDの問題はトラウマの症状(再体験、回避、過覚醒)などを抱えてしまうという事が起こりますが、それに加えて自尊感情の低さ、対人関係の不信感、感情の不安定さなどの問題にも影響を及ぼしてしまいます。

 

幼少期から派生するトラウマの「生きづらさ」というのは、この自尊感情、対人関係、感情の不安定さなどの側面が大きく影響を及ぼすと考えられます。

 

そのような「自由に生きる」という上での「生きづらさ」の側面にも楽になっていけるトラウマ治療であると思います。

 

”本来の姿”を発見できる喜びがあるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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