Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”が主人公の舞台

共依存

”私”が主人公の舞台

共依存   2025/02/15 (土)  12:42 PM

今日も横浜はいい天気であります。

てくてくと歩いていますと、心地良い感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの求める自由の為によく頑張っていらっしゃいます。ご自分に向き合い内省をなさるからこそ、オンリーワンの素敵な”私”の姿になって行かれるように思います。

 

「自由に生きる」という事を阻害する要因というのは、色々とあるかも知れないと、ご来室される方々のお話をお伺いさせて頂くにあたり感じます。

 

その一つに「ご自分が求めている自由の感覚が分からない」「自分の自由を求める事が良いのだろうかと、不安を抱えてしまっている」事があるかも知れません。

 

家族を始め、色々な環境の中に身を置いていますと、色々な人がそれぞれの価値観や世界観を持っているなという事を感じます。色々な意見があり、価値観があります。

 

そんな時、自分の中にある答えを誰かが分かっているかも知れないと思って、色々な人に相談したり質問されてしまう時、ご自分の中にある答えとは違った意見がフィードバックされてしまう事は当然あるかも知れません。

 

機能不全家族の中において、親子関係の適切な境界線がない場合、多くは関係性が融合してしまう事によって共依存関係のしがらみが作られてしまうという事が考えられます。

 

その共依存関係の中で、その結果自分の大切な答えを見失ってしまうという事が起こってくる事があるかも知れません。

 

本来は無意識的な答えがある。「私はこうしたら楽しい」「こんな人生を生きて行きたい!」っていう”私”が心から楽しめる「何か」が存在し、セラピストである私も「良いですね~!」っていうモノがある。

 

共依存関係の中にいる時、その大切な「何か」を見失ってしまうという事が起こってくるのです。

 

回復と共に、ご自分の中にある「答え」を大切にして行く事が出来るようになります。「私は私の大切な価値観があり、それを大切にして良いのだ!」という感覚が育ってくるのです。

 

”私”を主軸とした感覚で生きるという事が次第に身についてこられます。そして一歩、一歩、”私”を大切にしたステップを歩んで行く事が出来るようになるのです。

 

「今度はこんな事に挑戦してみたい~!」っていう、”私”が主人公の人生を冒険して行く事が出来るようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7935

ページトップへ戻る