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アダルトチルドレン

本来の”私”が生きる世界

アダルトチルドレン   2025/01/24 (金)  12:39 PM

横浜はとっても良い天気であります。

 

庭には色々な野菜が植わっています。そら豆、ロマネスコ、グリーンピース、芽キャベツ、菜花、玉ねぎ、ブロッコリー、スティクセニョールなどです。

列挙してみると色々な野菜を育てている事に、あらためて驚きです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ楽になって来られ、世界が変わって来られていらっしゃると感じます。本当に良く頑張っていらっしゃいます。

 

幼少期のトラウマの問題は「自由に生きる」という点において、色々な影響を及ぼしているという風に感じる事があります。

 

私の中では、トラウマを抱える事で「本来の伸び代を活かして生きる」という事が阻害されてしまっているように感じます。それは「生きる」という事は、トラウマの問題を抱えながら目の前の色々なタスクをこなして行くという事になってしまうからです。

 

また本来の能力が高い場合、幼少期には両親や兄弟からの嫉妬の影響を受け続けている事もあったりします。親は兄弟の中で自分と親和性のある、知的に高くない兄弟を大事にする。その一方、能力が高いがゆえに愛されない、虐待され支配されるという事があったりします。

 

愛されない理由は「本来の力があるから」、「知的に高いから」という場合があったりします。

 

そのようなトラウマを抱えてしまっている場合、本来の自分の姿で生きるという事は、トラウマの恐怖と結びつく場合もあるかも知れません。

 

生き方の癖として、自分の本来の高さよりも低くして自分を演じ、「偽りの自分を演じる生き方」というパターンが出来てしまうのです。「私はこの程度です・・・」という風に、あえてご自分がピエロを演じ、偽りの「能力がない自分」のキャラクターを演じてしまうのです。

 

これは非常に生きづらくなってしまう場合があるように感じます。「本来の能力の高さー偽りの自分の能力=差(無理:生きづらさ)」という感じになるからです。

 

ご自分が生きる環境や世界も同時に低くしてしまい、その結果それらの環境においても理解されない孤独や、周りからの嫉妬を受けてしまうという悪循環となってしまうからです。

 

少しずつシガラミから解放されて行きますと、ご自分を認めて行く事ができるようになるのですよね。「私ってこのぐらい~!」っていう、自由に生きる上で大切な自己肯定感が育ってくる。

 

そして楽な人間関係を選び取り、世界が広がって行くのです。

本来の”私”が生きる世界を伸び伸びと生きられるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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