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夫婦間葛藤

互いに支え合うパートナーシップ

夫婦間葛藤   2025/01/23 (木)  12:46 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ力をつけて来られ、ご自分の可能性を広げていらしゃると感じます。

よく頑張っていらっしゃいます。

 

家族を背景とする様々な問題などについてご相談をお承りさせて頂いております。その中でご夫婦関係、パートナーとの葛藤についてのご相談もございます。

 

現在進行形でのご夫婦関係の中にも、幼少期からのトラウマの問題が影を潜めている場合があるようにケースのお話をお伺いさせて頂く中で感じます。

 

ご自分の中で、原家族の経験を踏まえて「自分は暖かい家族を作ろう」と強く願って来られるけれど、その過去の原家族でのトラウマを抱えてしまう時、それらがノイズとしてパートナーとの関係に葛藤を生み出してしまうという事がございます。

 

小さい頃、ご自分の親に対して強く願っていた事、悔しかった事、その他の感情が未消化になっている場合、それらがご自分にとって大切なパートナーに対して移してしまう。投影という専門用語がありますが、そのような形で本来ノイズのない関係性に葛藤を生み出してしまうという事が起こってくるのです。

 

トラウマとなってしまっている場合、それらの記憶と感情が整理して「過去の事」としてならない場合、繰り返し繰り返し過去のトラウマが現在の日常生活の様々な人間関係に顔を出してしまうのです。

 

幼少期のトラウマから解放されて行きますと、次第に目の前にある凪の感覚を感じられるようになります。ご自分にとって大切なパートナーに対し、トラウマの影響によって葛藤を生み出してしまうという事がなくなってくるのです。

 

パートナーがご自分にとっての信頼と安心できる存在となって行くのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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