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機能不全家族

一体感と調和の世界を生きる

機能不全家族   2025/01/15 (水)  3:15 PM

近頃はとってもいい天気が続く感じですね。

天気がいいとオフィスの窓から遠くの風景が眺められ、夕方になると美しい夕焼けと山並みが見られます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれの本来の姿を感じる時、「やっぱり、このぐらいのお方だよな~」って嬉しく思います。

おそれがなくなり広~い世界をのびのびと生きられるようになります。

 

その姿は「ブラボ~!」って感じですね。

 

当相談室では色々なご相談内容についてお承りさせて頂いております。その多くが上の世代からのトラウマの影響によって、本来の自由な生き方が難しくなってしまう事があるように思います。

 

初回面接では3世代上の家系図についてお話をお伺いさせて頂きます。そんな時、この負の連鎖というのは、祖父母の代から発生していて、そこから両親の代、ご自分の世代に影響を受けてしまってという事が分かってきます。

 

その世代の連鎖をご自分の代で終わらせようと、当相談室では多くの方々がご自分に向き合って、それらの影響をご自分にとって自由な「何か」に転換し、本当に頑張っていらっしゃいます。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えてしまう事によって、今ある家族や人間関係は負を背負った展開になってしまう事が良くあります。

 

つまり幼少期のトラウマの「怒り」を抱え生きさせられる事で、ご夫婦関係、パートナーや家族関係は破壊的に転じてしまうのです。

 

「怒り」は伝染してしまう結果、それらの「怒り」が家族内にシフトし、より大きく増幅してしまう結果、本当に大切な関係のなかで力を削ぐ展開となってしまうのです。

 

少しずつトラウマの問題から解放されていきますと、目の前にある大切な「何か」にお気づきになります。”私”にとって「大切な誰か」「大切な何か」がわかり、それを大切にご自分の人生を再び生き直していかれるのです。

 

トラウマから解放された姿は、一体感と調和となっていきます。お互いをリスペクトし合いながら、力を合わせて色々な状況を乗り越えて行く事が出来るようになります。

 

「家族が一番の安全基地」となって、外の広い世界を自由に生きて行く事ができるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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