共依存 2024/12/04 (水) 5:23 PM
今日はとってもいい天気でありました。快晴の天気でした。
お花屋さんにチューリップの球根を発見しました。12月に入ってちょっと遅いかな?って思いましたが、購入しました。春が楽しみですね。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに、”私”の人生の主人公として生きていかれるなと感じます。
カウンセリングの展開では「生き方」のスタイルもシフトチェンジしてくる感じがあります。そのご自分が主人公の人生を生きる事を阻む要因として、共依存の問題があるかと思います。
共依存とは様々な依存症の一つで「関係依存」のひとつと言われています。ご自分と他者との境界線を見失い、苦しい人間関係に嗜癖してしまうのです。
生き方の傾向として、他者の問題についつい振り回されてしまい、その関係性の中でご自分の自由に生きる力を奪われ続けてしまう。それによって本来だったら、ご自分の人生の為に積み上げて行くステップを踏んでいく事が難しくなり、周りの問題を抱えている他者によって自由に生きる力を奪われてしまうのです。そして気がついたら長い年月が経ってしまっていたという事もあるかも知れません。
その背景としては、機能不全家族における虐待やネグレクトの影響があると考えられます。小さい頃に子供として十分に安心して生きるという事が難しい状況があった場合、人のために生きる事、つまり家族の中で困っている家族メンバーを支える事で、原家族で生きるポジションを得るという事があるように思います。
それが生きる癖としてパターン化されている場合、困った人を助けるという生き方となってしまうかも知れません。そして他者に時間や力を奪われてしまい、「ご自分の人生はどうなっている?」って振り返った時、「人に力を奪われ続ける人生だった」という事に気がつかされる。
回復と共に、”私”を大切にしたステップを歩んで行く事が出来るようになります。そして人生に楽しみを見出せるようになるのです。
それはワクワクドキドキの世界なのですよね。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい
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