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アダルトチルドレン

本来の”私”の姿は?

アダルトチルドレン   2024/11/16 (土)  12:45 PM

近頃はビオラやパンジーが元気にしています。お花屋さんに行くとついつい購入してしまうのですよね。頭の中で植える場所を考えて「植えられる!」って感じで衝動買いをしてしまいます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿に戻って行く感じがあるように感じます。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えている時、偽りの自分の姿で生きるという事があるように感じます。ご自分に対するネガティブなレッテルの部分が、自分の一部として植え付けられてしまっているように思います。

 

しかし実際は本来の姿は別の所にあったりします。私自身も回復当初は自分は弱い人間で一人では何も出来ない無力の感覚を抱えていました。

 

そんな風に自分の姿というものが、ネガティブに固定されてしまっているように思います。

 

師匠に昔、「自分は何をやってもダメな存在で~」って伝えたら、「本当かな?」って事をフィードバックを頂いたことがありました。

 

トラウマ治療と共に自分の本質という部分が浮き彫りになってくる感じがあります。偽りの姿というのは、ある意味、原家族の中で適応するために作られた姿である場合もあるように感じます。

 

自分の本質を出してしまったら、本当に大切な部分を出してしまったら、大切な部分に傷がついてしまう。だからダメなふりをして、これ以上の両親からの傷を受けないように自分を偽る事で攻撃から身を守るという事があるように感じます。

 

それがいつの間にかに自分の性格の一部として受け入れられてしまい、自分の偽りの姿として鎧を着込むことになってしまうのかも知れません。

 

回復とともに、なぜご自分が偽りの自分を演じなければいけなかったのかが浮き彫りになって来ます。そして次第に本質のご自分を打ち出しながら、楽な本来の自分の姿で生きられるようになっていかれるのです。

 

「私って良いもの」って感じられる、本来の姿で生きられるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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