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アダルトチルドレン

”私”を大切にして行くステップ

アダルトチルドレン   2024/11/10 (日)  12:45 PM

だいぶ季節が変わって来ました。庭の方ではグリーンピースがじわじわと大きくなっています。フェンスにツルを伸ばています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。怒涛のトラウマを越えて、自由生きたいと強く願っていかれる姿は非常にパワフルでいらっしゃると感じます。

 

回復と共に、段々と”私”が楽な世界を構築されていかれるようになるなって事を感じます。

 

ご来室当初というのは、その人間関係や環境は力を奪われる関係性だったり、フェアではない関係性になっている場合があるように感じます。

 

ある意味「トラウマの再演」の関係がそこで起こってしまっている場合もあるように感じます。ご自分がどんなに頑張っても、それが報われない関係性があったりします。

 

回復と共に、段々とそのような理不尽な関係の中でい続ける事が「無理~!」ってなって来られます。トラウマからの回復のステップの中で、ご自分のリアルな感情を感じられるようになるからです。

 

そしてその大切な不快感を感じながら「どうしたらご自分が楽な環境や人間関係を作れる?」っていう、”私”を「軸」とした形で色々な事を取り組めるようになります。

 

自分を軽んじるアンフェアな関係性に対して、いい意味で怒りを感じられるようになるからです。そして人間関係の断捨離をなさって来られるようになります。

 

いらない人間関係が整理されて行くと、そこの部分に”私”が心地良い、楽な「何か」を受け入れる余裕が出てくるのですよね。

 

ご自分が心地良い、大切にされていると感じられる関係性が構築されて行くのです。その関係性は、それまでの関係とは違って、互いをリスペクトしあえる楽な関係なのですよね。

 

そんな安心と信頼の関係の中で、”私”が育ちすくすくと大きくなっていかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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