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アダルトチルドレン

本来の”私”が生きる世界

アダルトチルドレン   2024/11/01 (金)  10:50 AM

先日、こぼれ種で発芽していたカモミールとノースポールを、グリーンピースの脇に1列に並べました。まだまだ小さい苗ですが、これから大きくなるのが楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの「本来の姿」に戻っていかれるな~ってことを感じます。

 

回復と共に、本来のご自分の姿の立ち位置で生きられるようになるように思います。

 

何となくですが、幼少期のトラウマの問題を抱えていますと「本来の力」という部分が抑圧されて、成長がストップしてしまうことがあるように思います。

 

原家族の中で虐待やネグレクトの問題がある事によって、集中力が削がれてしまい、学校での勉強などがなかなかうまく取り組めない感じになってしまう事があるように、私自身の経験でも感じます。認知的側面の成長がストップしてしまう事があるように感じます。

 

そんな本来の能力がある人が、ご自分を低く低く見積もってしまい、それによって生きる環境や人間関係がご自分と合わない環境の中で適応しなければならないというジレンマを抱えてしまうように感じます。

 

だけれどもその環境の中では浮いてしまって、それらが「自分の問題」という風になってしまうと、ますます自己肯定感が下がり、本来の力を発揮しにくい展開が作られてしまうように思うのです。

 

回復と共に、段々と認知機能の側面の楽になってくるように感じます。

 

私自身もトラウマ治療と共に、それまでどうあがいても逆立ちしても難しかった事が、あまり考えなくてもスイスイとできる感じに驚いた事があります。

 

回復と共に、”私”の生きる世界がバージョンアップしてきて、本来の”私”の生きる世界が構築されて行くように思います。それまでどうあがいても、孤独と疎外感を感じていた世界とは違った、一体感と調和のある世界を生きられるようになるのです。

 

本来の”私”にふさわしい自由な世界を生きられるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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