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アダルトチルドレン

トラウマを越えて見える素敵な世界

アダルトチルドレン   2024/10/31 (木)  2:02 PM

段々と秋らしくなって来ました。先日、お花屋さんでビオラやシクラメンが売っていたので「おっ!」って思って購入しました。ビオラも色々な個性溢れる色合いがあり「ほ~!」って思います。段々と家では秋冬バージョンの花たちが賑わって来ています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

そのステップは素晴らしいな~って事を感じます。

 

幼少期からのトラウマ治療を思う時「今、この時」の現実が変わっていくと思います。

 

ご自分の上の世代の親ー子関係において様々な葛藤を抱えている時、それは今現在の親ー子関係にも影響が及ぼしてしまうという事は良くあります。

 

またご自分の幼少期時代の親ー子関係を嫌という程、葛藤を抱えてこれらた経緯が身にしみて分かるからこそ、ご自分とお子さんとの関係を、それとは違った関係性を構築したいと強く願っていらっしゃる方々もいらっしゃいます。非常に素晴らしいなと感じます。

 

ご自分とお子さんとの関係性を見つめていく時、そこにはご自分と親との関係性を癒していくという事が大きな力となっていきます。

 

その理由としては幼少期のトラウマを抱えてしまいますと、それらが記憶と感情が整理されていない為、お子さんとの関係で条件反射的に過去のトラウマの反応が出て来てしまうからです。

 

ご自分が「こんな親子関係を構築したい」と強く願っても、ご自分が小さい頃のトラウマの感覚が浮上してしまうので、なかなかお子さんに対応する事が苦しくなってしまうという事が起こってくるのです。

 

ご自分を見つめ、ご自分の幼少期のトラウマを手放していくに連れて、次第にこのトラウマの負の連鎖が消えていきます。そしてご自分の幼少期のトラウマを手放し、そしてそれを認めた上で、新たなお子さんとの素敵な関係性が生み出されていくのです。

 

それは目に見えないけれど、そこに確かにある素敵な「何か」として、次の世代に受け継がれていくのです。

 

目に見えない素敵な「何か」が、次の世代に受け継がれ、新し世界を構築されていくのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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