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アダルトチルドレン

”私”が主人公の人生を生きる

アダルトチルドレン   2024/10/26 (土)  11:35 AM

今日は庭の方を眺めてみましたら、そら豆が発芽をしていました。「おっ!」って感じであります。秋野菜が続々と発芽をしています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに少しずつ、過去を手放し、そしてご自分の人生のステップを歩んでいらしゃるなと感じます。

 

「自由に生きる」という事を阻害する要因は色々とあるなという事を感じます。幼少期の様々な問題が「自由に生きる」という事を阻害する場合があるように感じます。

 

親ー子関係における安心感のない関係性、情緒的ネグレクト等の問題も、その要因としてあるかも知れません。

 

親が親として機能する事が難しく、その為、子供の存在に依存したりしがみついたりする関係の中にいる場合、その親ー子関係の距離が近くなってしまうかも知れません。

 

そうすると、子供は子供としての世界を作って行く事が難しくなり、「良い子」「優しい子」という感じで家族で適応する形でバランスをとるようになるかも知れません。

 

そして大人になっても「良い人」「優しい人」というポジションで生きる癖がついてしまう。周りからすると「良い人」だけれども、その結果「自分の人生を生きられない」という事が起こってきてしまう事があるかも知れません。

 

「自分が何を人生に望んでいるのか?」「どんな人生を生きたいのか?」、それらの事が見えない状況になってしまう。周りの人たちの幸せの為の自己犠牲を人生の中で背負い、その怒りと不全感を抱えて生きるという事もあるかも知れません。

 

・親ー子の境界線はどうだったのか?

・ご自分と親との関係では、ご自分はどんな経験をして来られたのか?

 

そんな事を紐解いて行くと、次第にご自分の中に自分の人生に対する指針と軸が見えてくるようになります。そして人間関係が次第に整理されて行く。

 

これまで周りの人生のために犠牲を払う展開だった。過去の呪縛から解放されていきますと、次第に「私」が主人公の人生の展開が見えてくるのです。

 

要らないものを整理し”私”が楽しい人生を選んで行くようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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