Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”の人生のステップを歩む

アダルトチルドレン

”私”の人生のステップを歩む

アダルトチルドレン   2024/09/30 (月)  7:19 AM

ホテルの近くにはパブリックガーデンという公園があります。そこには元気なリスちゃんがいっぱいいました。あちこちで可愛いリスがいました。非常に癒されました。

 

明日、ボストンを出発する予定となりました。あっという間な1週間でした。

 

国際トラウマティックストレス学会に参加し、新たな気づきを得ることが出来ました。普段とは違った環境に身を置いて見る事で、新しい発見があるなって事を思います。

 

何となく日々、様々なクライアントの方々や私自身の回復を見て見ると、トラウマを抱えてしまう事で「今、この時」の感覚で生きられなくなるという事があると感じます。

 

ご自分の中で「もっと自由に生きたい」、「もっと楽しく生きたい」、「もっと自分の潜在的な力をいかして生きたい」と強く願っても、トラウマとなってしまっている場合、それがなかなか難しくなってしまう場合があるように思います。

 

それは過去のトラウマが終わっていない事により、その自分の世界にご自分が忌み嫌う「誰か」の感覚に繋がってしまうという事が起こってくるからかも知れません。それはご自分を虐待した人だったり、ご自分を蔑んだ人だったりするかも知れません。

 

トラウマが整理されていない事によって、相手の属性が自分の中に取り込まれてしまう事で、ご自分が人生で求めている方向とは違って展開してしまうという事が起こってしまうのです。ある意味、ブレーキとアクセルを両方ふかしている感じかも知れません。

 

そのように考えると「トラウマを背負って生きる」という事は、「自分らしい人生を剥奪されて生きさせられる」という事と同義なのかもしれません。

 

そんなご自分にとって不必要なトラウマの記憶が整理されていきますと、次第に「今、この時」の凪の感覚を感じられるようになり、そしてその感覚から派生して、”私”が求めている人生を少しずつ歩んでいく事が出来るようになるのです。

 

心から「こんな事をしたら楽しいだろうな~」とか「こんな事を挑戦したかった~」って事をご自分に与えてあげながら、”私”の人生のステップを歩んでいく事が出来るようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7234

ページトップへ戻る