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アダルトチルドレン

”私”の本来の力を伸ばしていく

アダルトチルドレン   2024/09/18 (水)  4:37 PM

まだまだ暑い日が続きますね。庭の方ではハイビスカスが元気に咲いていました。

やはり夏のお花ですね。暑くても元気に咲いています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

そのステップは非常に興味深いな~って事を感じます。

 

トラウマ治療に長年携わって来ております。

非常にその回復というのは、興味深いと感じます。

 

トラウマからの回復と共に、認知的側面も変化してくるという事があると思います。

私自身の経験でも感じます。回復と共に、自然とそれまで「う~ん」って感じであがいても出来なかった事、分からなかった事が自然とわかる様になってくるという事があります。

 

トラウマの問題を抱えていますと、常にトラウマの恐怖が日常生活に顔を出してくるという事があります。そうしますと日中の集中力や、また睡眠も十分に取れていない場合もある様に思います。

 

熟睡感がないまま、トラウマの不安や恐怖を日常生活で抱えている事によって、日中における集中力が十分に発揮しにくいようにも感じます。

 

また幼少期にトラウマの問題を抱えている中で成長していく際、学校での勉強でも十分に知的能力を発揮していく事が難しくなってしまう様にも感じます。ある意味、知的な成長もトラウマと共にストップしている場合もあるように思います。

 

ですので大人になって、ご自分の力を十分に発揮しながら生きる事が難しくなってしまう場合もあるように思います。

 

それによって色々な環境において、お互いに理解しあえる人間関係の中にいられないというジレンマを抱えながら、どこか「生きづらさ」を抱えてしまっているように思います。

 

回復と共に「本来のご自分に戻っていく」感じがあるように思います。

 

自分の中に眠っていた力を少しずつ発揮しながら、ご自分が楽な心地良い環境と人間関係の中で自由に生きるという事が展開として考えられます。

 

トラウマ治療と認知的側面、非常に興味深いな~!って事を思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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