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アダルトチルドレン

再び”私”の時が動きはじめる

アダルトチルドレン   2024/06/21 (金)  12:07 PM

今日は雨がシトシトと降っています。最近は雨が降る日があると、庭の植物達はグングンと成長しています。「お!いつの間に!」って感じでミニトマトもがっしりしてきました。先日茄子をいっぱい植えましたが、大きくなってくれるといいなと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常にしなやかで美しいな~って事を感じます。

 

「自由に生きる」という事とトラウマというのは、非常にリンクしている部分があるなと感じます。

 

トラウマの問題というのは、今の日常生活に大きく影響を及ぼします。多くの方々がトラウマの問題を抱え、そしてそれによって自由に生きる事を阻害されてしまっていると感じます。

 

トラウマの過去は過去の事だけれど、だけれどもそれはあまりにも恐怖だったり、戦慄だったり、受け入れ難い感覚の場合、トラウマの記憶と感情が整理されていないままになってしまうという事は良くあります。

 

時に今現在の日常生活をトラウマを抱えながらバランスをとって生きる為に、依存の対象物に嗜癖することによって、今の日常を一生懸命に生きようとする事もあります。それは様々であります。

 

ある方はお酒、ある方は買い物や薬。その嗜癖する対象は様々であります。

 

トラウマの記憶というのは、当時の受け入れ難い感覚がフレッシュな感じで残ってしまっているので、時にそれはフラッシュバックとして襲ってきたりという事もあります。

 

つまりトラウマを抱えてしまっているという事によって、自分らしい人生を自由に生きるという事が阻害されてしまうのです。トラウマがあるが故に、トラウマにバランスを取るための人生を生きるという事にどうしてもなってしまう。

 

本来、人は自分の人生を自由に生きる力があります。トラウマから解放されて行きますと、トラウマによって止まっていた時が、再び静かに動き始めます。

 

トラウマの時点で時がストップしていた所から、新たに”私”の人生を生きる時間と空間が広がって行くのです。”私”の人生を自由に生きるステップを歩んでいかれるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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