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アダルトチルドレン

”私”のスタンダードで生きてみると

アダルトチルドレン   2024/06/20 (木)  11:34 AM

先日、夕顔の苗を植えました。夏になると涼しげな感じがとっても美しい夕顔です。普通の朝顔は育てた事があるのですが、夕顔は初めてです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの私らしさを取り戻し、自分らしいステップを歩んでいかれるなという風に思います。

 

「ほう~!本来の姿はこのようなお姿なのだな~!」って事を実感致します。

 

ご来室された当初というのは、その軸というのは他者がメインとなってしまい、その他者の軸を意識しながら生きていらっしゃる事が多いように思います。

 

その「他人軸」という事に、無理に自分を合わせて生きてしまってる事から、ご自分を無理にその枠組みに当てはめてしまう事になってしまっている場合もあるかも知れません。

 

ご自分が「こうあらねばならない」とか、「周りの人はこう言っているから、そうなければならない」という感じで、自分の感覚を押し殺し、時にその大切な自分の感覚をも感じられなくなってしまって、無理やり自分を周りの作った枠に押し込めてしまっている。

 

アダルトチルドレンの回復は「自分軸」を取り戻していくステップでもあるように思います。

 

その「他人軸」というのは、大方親との関係によって作られてしまっている場合があります。親の価値基準を自分に取り込んでしまう。

 

それが次第に自分の中で「他人軸」として作られてしまい、そしてそこに当てはまらない自分をダメ出ししたり、ジャッジして自分を責めてしまっている事があるかも知れません。

 

回復と共に、次第に「自分は何を感じている?」「自分は何を大切にしている?」「自分はこれからどうしたい?」「自分が楽しいことは何?」って感じで、ご自分を主軸にした、その感覚で持ってご自分を取り巻く環境を眺めていけるようになります。

 

そうした時、”私”を主人公とした楽な世界が少しずつ作られていくようになります。無理にご自分を他者の軸に押し込めることもない。”私”が楽な”私”のスタンダードで自由に生きていかれるようになるのです。

 

本来の私の姿で生きられるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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