アダルトチルドレン 2024/06/12 (水) 4:20 PM
最近は紫陽花が季節ですね。色々な個性あふれる紫陽花は良いですね。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿に戻って行かれているな~!って事を感じます。ご自分に相応しい人間関係と環境を生きて行かれるようになりますね。
ご来室当初というのは、本来の姿をトラウマで歪められてしまっている場合があるように思います。
トラウマの問題を抱えていますと、現在大人として色々な経験や世界を生きているけれど、その中で、トラウマにまつわるトリガーに出くわす事で、過去のトラウマの時に引き戻されてしまうという事が起こってきます。
ある意味それは子供時代のトラウマとなっている場合、大人の自分の感覚に様々な恐怖や怒りなどの感覚が入り込んでしまうことによって、本来ある力を生かして自由に生きるという事が難しくなってしまうのですよね。
ある意味、それは幼少期のトラウマの問題を植え付けた親に繋がってしまうという事と同義となります。そうした時、今現在を自由に生きたいと願っていても、トラウマの苦しみに戻され、そしてご自分の自由を汚染されてしまうという事が起こってしまうのですよね。
時にそれは、大人の自分からすると、かなり違和感のあるトラウマの感覚となってしまうので、日常生活をバランスをもって生きるという事が難しくなってしまう。
ご自分のトラウマとリンクする親と繋がってしまうと、やはりそこには「自由に生きる」という事は難しくなってしまうのですよね。
一つ一つ、幼少期のトラウマの世界を手放して行く。その世界は時に圧倒されてしまうほどの感情だったり、凍りつくような恐怖だったりするか知れません。トラウマのフラッシュバックによって、世界が歪められてしまっていた。
そんなトラウマから少しずつ解放されて行く。そうした時、地に足がついた形で一つずつ着実に力をつけ自信を持って行けるようになるのです。
本来ある”私”を実感しながら「こんな人生を生きたいな~!」っていう人生を作って行かれるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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