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アダルトチルドレン

戦場のトラウマを越えて自由に生きる姿

アダルトチルドレン   2024/05/16 (木)  12:45 PM

庭の方では色々な野菜があります。ニンニクもそろそろ収穫時であります。

葉っぱが黄色くなったら収穫するタイミングです。まだまだ3センチぐらいで、もうちょっと時間がかかるかな~って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その姿を拝見していますと「人が自由になっていく力って凄いな~!」って実感致します。その方にとって「自由」を求め、無意識さん状態で歩かれる姿は「ブラボ~!」って感じです。

 

そんな時、いかに幼少期のトラウマの問題が、自由に生きる上で足かせとなってしまっているのだなって事を感じます。

 

トラウマの問題は記憶と感情が整理されていない場合、今現在の日常生活に様々な形で顔を出してくるという事があります。その出方は色々な場合があります。

 

ある場合は、現在の人間関係の中でトラウマを再演してしまう。トラウマの人間関係を同じように繰り返してしまう。

 

幼少期のトラウマは過去の事で終わった事であるけれど、それらのトラウマに関連する記憶と感情が整理されていない場合、何回も何回もトラウマの再演という形で顔を出してくる場合もあります。

 

またフラッシュバックとして、トラウマのトリガーをきっかけに「今、現在」の日常に、それらの感情やイメージがフラッシュバックしてしまうという事が起こってしまいます。

 

これらのトラウマに関連する問題や症状を抱えている時、「今、この時」を感じながら自由に生きるという事は難しくなってしまいます。

 

またトラウマの問題を抱えていますと、執着として過去の人間関係にとらわれてしまうという事も起こってきます。

 

トラウマ治療と共に、トラウマに関連する問題は影を潜めていく。そして過去の人間関係を手放していくという事が出来るようになるのです。

 

トラウマ治療の最終地点は「最後に美しいものが残っていく」という事を聞いた事があります。まさに「最後に美しいものが残る」のです。

 

その美しい「何か」をこれからの未来を生きる力として、更に自由に生きていかれるのですよね。

 

戦場のトラウマを乗り越え、そしてご自分にとって要らないものを手放し、そしてこれからの色々な可能性を秘めた未来を生きる姿。

 

その姿は非常に美しいのですよね!

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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