私は私でOK

未分類   2024/04/21 (日)  11:49 AM

家の方ではクレソンの花が咲いていました。クレソンの花は初めてで驚きました。

白い花が咲くのですよね。野菜類でも色々な花があって楽しいですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常に興味深いな~って事を感じます。

 

アダルトチルドレンからの回復は、本来の”私”の姿を見定めるという事かも知れないと思います。「本来の”私”の姿を見定める」というと、どういう事?って思われるかも知れません。

 

機能不全家族の中で生きる時、その家族での状況は混沌としている状況かと思います。そして親自身も色々な問題を抱えている事があります。

 

そんな時、ご自分の姿を的確に”鏡”として映してくれる存在がいない、という問題が発生してくる様に思います。親自身が問題や不安も抱えている影響から、その親の感覚でもって、不安や葛藤の中で子供に接する時、子供自身が「自分ってどんな存在」「自分ってこんな特徴があるよね」「自分の感覚は信じていいんだ」って事が掴み取れない状況の中で大人になっていくという事が起こってきますね。

 

そうしますと「ご自分の感覚で生きる」という事が難しくなってしまうのですね。

 

本来、自分の感覚というのはあるのだけれど、機能不全家族の中で生きる時、家族内の緊張感の影響によって自分の感覚につながれないという事も同時に起こってくるのです。

 

そうした時に、”私”を中心として、”私”を軸として人生のステップを歩んでいく事が恐怖となってしまうのですよね。

 

カウンセリングの展開では、その”私”の中にある自分の感覚を感じながら、それらの感情に「OKを出していく」。そんなステップを踏んでいく様に思います。

 

そして次第に「私は私で良い」という自信が育ってくるのですよね。誰が何と言おうと「私は私だ~!」っていう自信が育ってくる。

 

そして”私”を軸として、広い世界を冒険していく事ができる様になるのです。そこには恐れがないのですよね。なぜなら「私は私OK」だから。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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