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本来の”私”に相応しい人間関係

未分類   2024/04/11 (木)  11:55 AM

今日はとってもいい天気の横浜であります。庭の方ではパンジーやビオラが元気にしています。暖かくなると幾分パワーアップしている感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。色々な相談内容についてご相談をお承りを致しております。その中で恋愛関係についてのご相談もございます。

 

非常に興味深いのですが、回復と共に皆様、容姿が綺麗になって来られるな~って事を実感致します。でもそれは非常に納得だなって事を思うのです。

 

それはカウンセリングの展開と共に、ご自分の中の美意識が育ってくるからなのかも知れません。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、「私が何を求めて、どんな風に生きて行きたい?」って事が封印されてしまう事があるように思います。

 

ある意味、機能不全家族の中で生き抜いてサバイブする事が人生の目的のようになってしまうこともあるかも知れません。

 

その中でご自分にとって大切な感覚は封印されてしまい、その感覚は不安や恐怖となって、人の目や気持ちを意識する事にアンテナをはってしまう「他人軸」のパターンが作られてしまうと言う事があります。

 

ご自分の中の大切な感覚よりも、他者の感覚でもって日常生活を送っていますと、ご自分を磨くという事が難しくなってしまうかも知れません。「何をしていると楽しい?」「何をしていると心地よい?」と、そんな感覚が封印されてしまうのです。

 

また一方、トラウマの影響から自分への自尊感情が低くなってしまう。そしてトラウマの再演の問題から、異性を選ぶ時、どうしても自分にそぐわない異性を選んでしまって、その関係に我慢をしたり、そこでの関係に傷つけられると言う事が影響として出てくると言う事があります。過去のトラウマに影響され異性を選んでしまうと言う事が起こってくるのです。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されて行きますと、「私って良いもの」って言う、ご自分を大切にする感覚が自然に育ってきます。そして必要以上にご自分を下げ、自分をおし殺しパートナーとの関係を維持していく事が難しくなってきます。それはご自分を大切巣にする気持ちが育っているから。

 

ご自分にふさわしい人を選ぶ力と目がついてこられるのです。その関係は、ご自分が常に与える関係性ではなく、一緒にいて心地良い、共にいて世界が広がっていく関係性だったりします。

 

共にいる事で、広い世界を共に楽しめるパートナーであったりするのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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