Home > スタッフブログ新着一覧 > 手放して見えてくる自由な世界

カサンドラ症候群

手放して見えてくる自由な世界

カサンドラ症候群   2024/02/24 (土)  12:39 PM

今日はとってもいい天気の横浜であります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にその方らしくのびのびとされている姿は美しいな~!って事を実感致します。

 

色々なご相談をお承りさせて頂いております。その中の一つにパートナーとの関係でのご相談をお承りさせて頂く場合もございます。

カサンドラ症候群関係の問題などがございます。

 

ご自分にとっての大切な人間関係だからこそ、相手に対する執着心や怒りに囚われてしまう。「どうしてあの人は!」って感じに、心の中が相手の事でいっぱいになってしまう。

 

人間関係では、ご自分と同じ感じの関係性の中では、非常にスムーズにコミュニケーションが進み、お互いに分かり合えるという事が出来ます。それはストレスフリーな感じであります。

 

だけれどもその相手との中に差がある場合、「どうして理解しあえないのか?!」っていう怒りの感覚になってしまうのですよね。その怒りの感覚は、小さいモノが積み重なっていくと、どんどんとそれはストレスが大きくなってしまい、様々な症状を抱えてしまう事があります。

 

ある方は鬱症状になってしまったり、ある方は体の不調などになってしまうという事が実は良くございます。

 

それだけ親密な関係性で理解されないという苦しみは、心と体に大きな影響を及ぼしてしまうのです。

 

カウセリングの展開では「手放していく」というステップが進んでいくように思います。ご自分にとって分かり合えない、理解しあえない相手を手放していく事で、ご自分が楽になっていかれる。

 

それまで心の中は相手の事でいっぱいになり、そしてそれがご自分の首をしめてしまっていた。

 

そこから解放されていきますと「あ~楽なことをしよう~♫」っていう余裕が出てくるのですよね。”私”を軸として、ご自分が楽で自由な人生の展開が見えてくるのです。

それはワクワクする展開だったりします。

 

そんな姿を拝見させて頂くのが楽しみなのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=6651

ページトップへ戻る