アダルトチルドレン 2024/02/17 (土) 11:42 AM
日々、様々な方々の回復されるステップを拝見しています。
戦場のトラウマを越えて自由に生きられる姿は、すごいものがあるなと感じます。
幼少期のトラウマからの回復は、最後に美しいものが残って行くのだなと実感致します。
トラウマの過去の物語の書き換えが起こってくるように思います。
ご来室当初は、ご自分にとっての過去は色々な要素があるように思います。それは抑圧し消し去りたい程の過去、怒りと恐怖の過去だったり色々な物語がそこにあるように感じます。
だけれども回復のステップと共に、トラウマの過去を一つの大事な出来事の一コマとして位置付けて行く事が出来る時、その過去はそれらとは別の要素の意味合いを持ち、これからを「生きる力」となり「宝物」となって行くように思います。
トラウマの過去に対する執着心を手放し、そして「今、この時」を生きる自由をえられる。それは時にかなって美しいものだなと感じます。
私自身も、原家族のトラウマの問題を背負い「そこから回復するにはどうしたらいいのか?」って事を探求し続けている人生を歩んで来たように思います。
「とにかく、とにかくトラウマから自由になるには?」って事を求めて走って来たように思います。
そんな時、「何で自分はこんな人生を送っているのだろうか」っていうネガティブな気持ちに苛まれることもあったのですが、長い目で見た時、トラウマの経験によって、逆に色々な方々との出会いと、広い世界を生きられるきっかけになっているのだなと、クライアントさんのお話をお伺いさせて頂く中で感じたのでした。
トラウマ治療の最終地点は、ご自分の中の無意識と繋がり、そこから導きだされる”私”の感覚で生きていかれる事なのだなと実感します。
皆様方との共に、自由に生きる繋がりがとっても美しいなと思うのでした。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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