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アダルトチルドレン

”私”が楽なポジションで生きる

アダルトチルドレン   2024/02/16 (金)  12:38 PM

今日もとっての暖かい感じの1日です。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共に段々とその方らしい姿になって行かれるな~!って事を感じます。

 

「私は私である」っていう感覚が育って来られるなと思います。

 

アダルトチルドレンの「生きづらさ」という中に、対人関係の不安や苦手意識というものがあるかも知れません。何だか色々な環境や人間関係の中で、疎外感を感じたり、人とコミュニケーションが取りずらいという問題を抱えている場合があるかも知れません。

 

非常に興味深いのですが、人によってさほど不安や通じ合えないストレスを感じないで、楽にコミュニケーションを取れるのだけれど、ある環境に行くと「あれ?何だか疎外感を感じるぞ?」って事があったりします。

 

そんな時、「自分の対人関係の問題だ」という風に捉えてしまう場合もあるかも知れません。だけれども、そんな理由でもない事もあります。

 

師匠は「人間関係の高低差」という事を仰っていました。非常に興味深いな~って事を感じます。

 

ある意味、同じレベルの人達の中にいると「何だか楽に分かり合えるな~」ってストレスフリーな感じがあるのですが、ちょっとその高低差がある場合、「どんなに言葉を尽くしても、通じ合えない!」っていう怒りとストレスを抱えてしまうという事があるように思います。

 

高低差がある場合、また「通じ合えないストレス」も抱えてしまうのですが、また周りからの嫉妬の攻撃をも受けてしまうという事があるかも知れません。相手から受動攻撃的な対応をされてしまう。

 

そうしますとより一層「コミュニケーションで通じ合えない」という展開になってしまう。その問題を「自分が問題・・・」って思ってしまう事で、問題がこんがらがってしまうということが起こるように思うのです。

 

「あ~周りと自分に差があるのだな」「自分はこの集団にいて、実はあまり合わないのかも知れない」って事が見えてくると、段々と「私は私でいいんだ~!」っていう感覚が芽生え、ご自分を責めなくなって来られるのです。

 

ご自分と周りとの違いを認めることで、お互いが楽なポジションでいられて、ストレスフリーな展開が見えてくるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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