アダルトチルドレン 2024/02/10 (土) 12:38 PM
庭の方ではカリフラワーの一種のロマネスコが随分と大きくなっています。ちょっと普通のカリフラワーとは違い、トゲトゲがある個性的なカリフラワーです。
時々観察をして見ますと、拳大ぐらいの大きさになっています。
そろそろ食べごろかな~!って感じです。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。
そのステップは非常に美しいなと感じます。
語弊がありますが、トラウマの回復は「時が動き出す」という感覚なのだな~って事を感じます。
トラウマによって凍り付いていた時間が、またコクコクと時が動き出していく感じがあります。それだけトラウマによって影響を受けていた世界というものを、ケースの方々のお話をお伺いさせて頂く中で実感致します。
トラウマの問題は過去の記憶と感情が統合されていない事によって、その恐怖の感覚が今現在の日常生活に張り付いてしまっているという事なのですよね。
それは過去の出来事なのだけれども、その時の恐怖や不安、そこからくる日常生活における様々な拘束感に派生してしまう。
トラウマによって、目の前の世界がトラウマの緞帳によって世界が色塗られてしまうという事が起こるのです。ある意味、それは恐怖の感覚が大きく目の前に立ちはだかってしまうという事なのですよね。
トラウマ治療は最後に美しいものが残るのだな~って事を、クライアントさんのお話から実感致します。トラウマの過去が過去として整理され、そして大切な出来事として引き出しにしまわれていく。
そうしていくと、その方にとって「大切な何か」、「美しいもの」、これからの未来を生きていく上で「心の栄養」になるモノが残っていくのですよね。
それはトラウマの恐怖があったら、ちょっと見えにくかったもの。その美しい現実が見え、そしてそれを宝とし肥やしとして生きていかれる。
そんなステップがトラウマ治療の中で見えてくるのですよね。
その姿はなんとも言えず、美しいなと感じるのでした。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
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