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アダルトチルドレン

世代間連鎖から解放されて自由に生きる

アダルトチルドレン   2023/12/06 (水)  4:58 PM

今日はとってもいい天気でありました。

非常に紅葉が美しく「ほ~!」って感じであります。

 

近頃はお花屋さんに行くと、ついつい「おっ!」って感じでパンジーを購入してしまいます。パンジーは色々な色合いや個性があって惹きつけられますね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ自信を取り戻し自由になって来られる姿を拝見させて頂くと「良かったな~」って思います。

 

多くの方々のお話をお伺いさせて頂くと、ご自分の抱えている問題や生き方などは上の世代からの世代の連鎖が引き起こしていると実感いたします。

 

トラウマの問題を抱えてしまう場合、ある意味それはご自分の意思ではコントロールするという事が難しくなってしまう場合があります。

 

機能不全の家族の中で幼少期を過ごす時「あの親のようになるまい」と心に強く刻んで大人になっても、色々な問題を上の世代から引き継がれて、自分の生き方に影響を及ぼすという事は良くございます。

 

世代のトラウマの連鎖というものは、トラウマの再演と逆再上演という形で、「あの親のようになるまい」と自分にトラウマを植え付けた親を反面教師として生きる道を貫いても、どこか「親の着ぐるみ」を着てしまっているという事があります。

 

また「親の苦しみを子供が背負ってしまう」という事もあります。親はその上の世代の中で様々なトラウマを抱え、そしてそれらの未解決の怒りや問題を背負って親とな理、子供を育てる。

 

その親がこれまでの人生の中で背負って着た苦しみや怒りが、親ー子の距離の近い関係性の中で子供に取り込まれてしまうという事もあります。それによって「生きづらさ」を抱えてしまうという事もあります。

 

私自身セラピストとして「家系図」というモノを大切にしながらカウンセリングをご提案させて頂いております。そこには自由になって行くヒントが隠されているからです。

 

上の世代からの歴史を家系図として眺めた時、ご自分の問題や状況が「なぜ今このようであるか?」という問いに対する答えが浮き彫りになってくるからです。

 

トラウマとなってしまった場合、その経験はご自分ではコントロールする事が不可能となってしまう。そして子供という、ある意味自分一人で生きて行く力がない存在として、怒涛の家族の中を生き抜いて行く。家系図を見て行く事で「生きづらさ」の原因が見えてくるのです。

 

そんなトラウマの問題、上の世代から落とし込まれて来た問題を整理して行く。そして”私”の人生を取り戻し生きて行く展開が見えてくるのですよね。

 

それはご自分らしい自由な生き方ですね。

そんな姿を拝見させて頂く事が楽しみであります。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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