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アダルトチルドレン

”私”の人生を取り戻してくステップ

アダルトチルドレン   2023/11/11 (土)  12:39 PM

近頃はせっせせっせと冬野菜を世話をしています。玉ねぎの苗が届いて「ほ~!」って感じでありました。一見するとネギのような玉ねぎの苗でありました。

 

「15センチ幅で3センチの深さで植える」とあり、その通りに苗を植えてきました。「このヒョロヒョロとしたものが玉ねぎになる?」って感じでありますが、楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。本当に良くサバイブされて来られていらっしゃると実感致します。

 

色々な方々の回復される姿を拝見させて頂くと、自由になって行くヒントを教えて頂く感じがあります。

 

「自分らしく自由に生きる」って言う時、どうも「やりたい事に取り組みにくい」とか「苦しいところに居続けてしまう」と言う事があったりして、なかなか自由に生きることが難しくなってしまう場合があるかもしれません。

 

トラウマ治療の一番のメリットは、「ご自分にとって楽を選択できる」という事なのかも知れません。トラウマの問題を抱えていますと、ご自分の快・不快の感覚が感じられなくなってしまう結果、自分にとって楽を選択しにくくなってしまい、傷つけられる人間関係の中に居続けてしまうと言う事が起こってくる感じがあります。

 

そんな過去のトラウマにまつわる出来事を、一つひとつ整理して行くと「あ~楽だ~!」の方を選択されて、自由になっていかれますね。

 

過去のトラウマのしがらみというものを手放して行くという事は、ご自分が自由になって行く上で非常に大切な要因なのだなって思うのです。

 

機能不全家族の中で、理不尽な形で扱われて来た経緯があるかも知れません。そんな時、色々な怒りや執着などを植え付けられてしまう。それを抱えてしまう事によって、逆に自由に生きるフットワークを重くさせられてしまうという事があるのですよね。

 

また非常に優秀で愛される方々は、親からの嫉妬による影響を受けるという事もあるかも知れません。師匠は嫉妬による影響について、嫉妬の発作を起こすと破壊人格になってしまうと仰っていました。

 

優秀であるがゆえ、色々な可能性があるが故に愛されない。そういう事が良くござます。そんな時、親側からの執着を子供に植え付けられてしまうという事が起こってきます。

 

子供はただただそのままの姿で生きているだけれども、その光る「何か」を持っているという事によって、親の執着を背負わされてしまう。例えば自由になると親の嫉妬心から裁かれ、自由になる事に罪悪感を感じさせられるなどがあるかも知れません。

 

そうやって「生きづらさ」の問題が作られてしまうという事が起こってくるのです。本来は自由に生きる力がある。だけれども光る「何か」がある事によって、自由になる罪悪感を抱えてしまう。

 

カウンセリングの展開と共に、ひとつひとつ「何が起こっていたか?」を整理しながら、ご自分の中にある様々な感覚を手放し、そして親から背負わされた執着を手放して行く。そうすると本来の姿に戻っていかれます。

 

あの「生きづらい」と思っていたのは、光る「何か」がある事によって、植え付けられていた親からの執着(裁き)だと気がつく。そしてそれを手放して行く。

 

自由に生きる力が蘇り、ご自分の中にある無意識さんが求める姿になって行かれます。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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