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アダルトチルドレン

人間関係のバランス

アダルトチルドレン   2023/11/10 (金)  12:37 PM

近頃は冬に向けての野菜を少しずつ育てている感じです。今度は赤玉ねぎを作ろうと思います。苗を注文しましたので、定植する段階です。

 

ネットで「玉ねぎの苗50個~販売」ってなっていたので「うっ多すぎる!」って感じで、20個今年は赤玉ねぎを植えようと思います。赤玉ねぎは初めてなので楽しみであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ力をつけてこられ、そして自分らしく自由になっていかれる姿は美しいなと感じております。

 

「生きづらさ」を背景とするアダルトチルドレンの問題についての相談をお承りさせて頂いております。「生きづらさ」の多くの内容として、対人関係の問題などがあるかも知れません。

 

人との関係が不安になってしまう。人と親密になれない。疎外感を感じてしまう。我慢をする関係に苦しんでしまう。色々な対人関係の問題があるなと感じております。

 

対人関係の問題というと「自分自身の問題」って捉えてしまうという部分もあるかも知れません。不安が強いから、本音を言えない等・・・。

 

そういう側面もあるかも知れませんが、別の側面もあるかも知れないと感じます。それは周りの人間関係でのバランスの部分かも知れません。

 

ご自分と同じレベルの人間と一緒にいる時、そこには一体感と調和が生まれて自然とお互いをリスペクトする関係になっていくように思います。

 

しかしそこに能力差がある場合、色々な問題が発生する場合があるかも知れません。それはマウントをされる、嫉妬による攻撃を受ける等ですね。

 

ご来室される多くの方々は優秀でいらっしゃいます。ご自分の持っている力やセンスに、周りの人達が脅威を感じている場合もあるように感じます。

 

それを「ご自分が不安だ」とか、「人と親密になれない」って捉えてしまうと、問題の本質が違ってくるように感じます。

 

嫉妬されることによって人間関係がギクシャクしていて、そして周りはご自分の能力や力に脅威を感じているから葛藤や不安や疎外感があると考えてみると、非常に納得な面があるなと感じます。そうするとそれまで見えなかった事が浮き彫りになってくるのですよね。

 

「自分は対人関係の問題がある」って思ってしまうと「周りは正しい、自分はダメ」ってなってしまう。だけれども「嫉妬されている?」って周りを眺めてみると、相手の本質と現実が見えてくるのですよね。

 

「な~んだ!」って感じの新しい展開が見えてくるのですよね。

 

その中で「ご自分はどうしたい?」「ご自分は何を求めている?」って事が見えてくると、ご自分が自由で楽な世界が広がっていくのですよね。

 

もっと自由で楽な世界が見えてくるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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