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”私”が育っていく人間関係

未分類   2023/10/25 (水)  1:28 PM

秋らしい過ごしやすい感じですね。お花屋さんの店先には冬のお花も登場しています。パンジーやポインセチアが並んでいました。

 

あまりにもポインセチアのピンクが可愛いので、ちょっと早いですが購入しました。

何だか元気をもらえるポインセチアです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。心というのは目に見えないけれど、非常に奥深いものがあるなと感じます。

 

多くの方々が本来の姿を歪められてしまっているなと実感致します。アダルトチルドレン特有の「生きづらさ」を抱え、「自由に生きたい」と強く願いご来室される。

 

「生きづらい」という時、自分の抱えている問題と捉えてしまうかも知れません。しかし何となくその「生きづらさ」の背景には、周りの人のストレスや怒りなどの感覚を請け負ってしまっている部分があるのかも知れないと感じます。

 

色々な環境や人間関係の中で、理由づけで阻害されたりされてしまう。「自分が悪いのでは?」「自分が人と違って欠けているのでは?」って思って、ご自分を責め努力を重ねるけれど、でも状況や問題はうまく展開しない場合はあるかも知れません。

 

そんな時に思うのは、周りの実は抱えていたストレスや怒り、周りの人が実は抱えていた自信のなさや不安を、カモフラージュするために攻撃されて、汚物をぶつけられてスケープゴート化させられている面もあるかも知れません。

 

2・6・2の下のポジションに追いやる事で、周りの人があたかも力がある存在として生きられるカラクリがある様に感じます。

 

つまびらかにご自分を見つめていく事で、ご自分の周りの人達の苦しみを背負い、そしてその汚物をあたかも自分の苦しみとして間違って捉えてしまっていたということが明確になっていくのですよね。

 

そんな2・6・2の轍から抜けてみると、次第にフェアで互いをリスペクトしあえる人間関係が広がっていくのですよね。そこはお互いの力をリスペクトしあい、力を与え合い、互いが自由になっていくつながりが見えてくるのですよね。

 

互いの力を認め育てていく繋がりが見えてくるのですよね。その繋がりの中では、本来眠っていた力や可能性を思う存分伸ばして成長させていく事が出来るのですよね。

 

リスペクトしあえる人間関係の中でスクスクと”私”は育っていくのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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