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アダルトチルドレン

楽な人間関係が広がっていく

アダルトチルドレン   2023/09/24 (日)  12:30 PM

だいぶ秋らしい感じになって来ました。庭の方ではオレンジ色のガーベラの花が咲いていました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ回復のステップを歩まれていらっしゃるなと感じます。

 

アダルトチルドレンの回復では自己主張を的確なタイミングで出来るようになって来られるなと感じております。

 

「生きづらさ」の要因の中で、一つ考えられるのが、本来自分には必要ではない周りの人の責任を追ってしまうという事があるかと思います。

 

周りの人の問題を背負ってしまう事によって、ご自分が自由になる力をそちらに奪われてしまう。ご自分の周りの人達から力を奪われるという事が、人間関係の縮図の中で発見することがあります。

 

回復と共に、ご自分を取り巻く人間関係のバウンダリーを設定することが上手になって来られますね。ご自分の中にある大切な快・不快の感覚を基軸に、人間関係の距離をとったり、断捨離をしたり、相手にいうべき事を伝えるという事が自由自在に出来るようになります。

 

これは非常に、自由になっていく上で大切な要因だなと感じております。

 

以前、ポッドキャストでドクターで精神科医であり、自身がアルコール依存症の問題を抱えている、Dr Gaboさんが「ヘルシーアンガー」という言葉を使っておられました。

 

「ヘルシーアンガーか~!」って興味深く感じました。

 

大切な自分の領域に土足で入って来る人達に「出て行け~!」って、健康的な怒りを表現できるという事なのですよね。

 

自由になっていかれる上で、非常に大切な部分だと思います。これが出来ることによって、ご自分を取り巻く人間関係が心地良い人達が繋がって来る展開になるのですよね。

 

ご自分が心地良い、お互いをリスペクトしあえて成長できる人間関係が広がっていくのですよね。

 

そうした人間関係は、ご自分にふさわしい関係で、そこから豊かな広い世界が作られていくのですよね。自由な世界が広がっていくのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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