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アダルトチルドレン

蘇る本来の”私”の姿

アダルトチルドレン   2023/08/13 (日)  12:22 PM

相談室の最寄駅の桜木町付近はピカチュウがいっぱい点在しています。

巨大ピカチュウが駅前に鎮座しておりました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれの本来の姿に戻っていかれるステップは非常に美しいな~って感じますね。

 

それは無敵な姿であるように感じます。色々な問題を抱えた姿というのは、偽りの姿であるように感じます。

 

逆に色々な問題を抱えた姿というのは、その奥に光る「何か」があるからこそ、それについて親から嫉妬攻撃を受けて、その結果、不安を植え付けられ可能性を潰されたという経過があるようにケースを拝見していて実感致します。

 

ですので「ご自分に自信がない」「自分は不安が強くてダメな存在だ」って思っているっていう事は、ある意味その問題が作られてしまった背景に様々な物語が隠されているように感じます。

 

同じ家族であっても「親ー子」であっても分かり合えないという事は実際にケースでも実感致します。「親ー子」だからこそ、ある意味「わかるだろう~」「理解し合えるだろう~」って思っていても、到底理解しあえないという場合があり、そしてそこから様々な問題が発生してしまうという事が起こってくるのですよね。

 

それは能力差であったりする場合もありますね。

 

子供でもそれぞれ他の兄弟よりも優れている場合があったりします。だけど「優れているから愛される?」って思いがちですが、優れていると親との能力差が出てしまって、結果的に「理解されない・・・」という情緒的ネグレクトの問題を抱えてしまう場合もあります。

 

逆に能力の低い優れていない兄弟の方が、親と理解し合えるから、それらの問題を抱えていない事で逆に自由に生きている場合もあるかもしれません。

 

様々な問題の背後には優秀だからこそ嫉妬されてしまったり、優秀だからこそ理解されない事で苦しめられたりという事が実際に良くあったりします。

 

そんな問題の背後にある、ストーリーが浮き彫りになってくると、本来ある優秀な力を「そのままでOK」っ伸ばしていく事ができるのですよね。

 

親の能力に合わせて、ご自分の能力を様々な問題を抱える事で能力を下げる必要もない。また「理解してほしい!」って親に執着を持つ必要もない。

 

「私は私で~す!」って感じの楽なポジョションで自由に生きていく事ができるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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