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アダルトチルドレン

本来の”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン   2023/08/11 (金)  5:01 PM

先日、秋なすの苗を園芸屋さんで発見し購入しました。庭の野菜を整理して植え付けました。庭の整理をするとリセットされる感じで心地良いです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それまで見えなかった事が見え、分からなかった事がわかってこられる感じがあると感じます。

 

回復をされていきますと、ご自分にとって楽な人間関係、また逆にイライラさせられて不快を感じさせられる関係を的確に感じ取るようになられます。

 

ご来室当初は、どちらかというと後者の人間関係や環境に身を置いている感じがあるように思います。ですので「どうして理解されないのか?」などと怒りにまみれてしまうという場合があるように感じます。そしてそれによって自由になる力を削がれてしまう。

 

私自身も回復の当初は、色々な環境に身をおいていましたが、そこでの人間関係では常に自分が貶められたり、理解されなかったりという関係が多かったなぁと振り返ると感じます。

 

それは「自分がいたらないからいけないのではないか?」、また「自分の対人関係の問題があるのは?」って思って、それに沿うようにと頑張ってきた面もありました。

 

ただそれをやってもやっても人間関係におけるストレスや、力を削がれる感覚というのは拭えなかった感じがありました。どんなに頑張っても、頑張っても無理な人間関係は無理という事が見えてきたのでした。

 

そんな時「この関係はバランスが悪いのだな~」と思った時、自分がダメだからとか、自分がいたらないからという感覚から解放され、その苦しい環境を離れることができたのでした。そうして新たな人間関係は「楽だな~」っていう感じになったのでした。

 

多くの方々がご来室されて人間関係などの葛藤を抱えていらしゃいますが、ある意味、その関係の中での能力差というと語弊がありますが、そんな面での差があるからこそ、問題やストレスというのがあるのかも知れません。

 

「自分とは違う世界がある」と認識され「楽な方に行こう~!」って思った時、ストレスフリーな自由な世界が見えてくるように思います。

 

「ご自分にとって楽な関係ってどんな人達かな?」っていう事をフォーカスを当ててみると興味深いかも知れません。ご自分のレベルにあった優秀な人達かも知れません。

 

そんな楽な環境の中に身をおいて、一つひとつステップを踏んで行くに連れて、ご自分が心から求めている世界が自然と楽に構築されて行くのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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