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アダルトチルドレン

”私”が楽な世界を創っていく

アダルトチルドレン   2023/08/06 (日)  2:31 PM

庭の方ではミニトマトがいっぱいなっています。「うっ! 食べきれない!」って感じの量が出来ています。

 

しかしこのトマトの成長を見ていると「ほう~♪」ってなります。私の身長も越えて2mぐらいの丈になっていました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にそのステップはイキイキとしていらっしゃるな~!って思います。

 

回復をされて行かれますと、皆様楽しい事をなさるようになりますね。お話をお伺いさせて頂くと「それはきっと楽しいですね!」って思うのです。ワクワクドキドキの世界を幼子のような心で探索されるような感じがあります。

 

回復の当初の頃は、どちらかというと苦しい事に心を奪われてしまうという事がよくあるかもしれません。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、ご自分のニーズよりも人を中心として動くというパターンが出来上がってしまう場合があるように感じます。それはご自分の親との関係を重ねてしまっているかも知れません。

 

条件付きの愛情で「○○だったら愛される」という条件の元、子供時代を生きて来られますと、大人になってから「いい人」として生きる癖がついてしまう。そうしていくうちに、そのしわ寄せが怒りの問題や様々な症状になってしまうということがあるかも知れません。

 

一つひとつ、原家族の親との関係で「何が起こっていたか?」という部分を見つめていく。そしてその関係を過去の事として整理していく。そして手放していく。

 

そうしていくうちに、親との関係で期待をしなくなって来られる。そして「私は私で良い」という大切な感覚に行き着くことができるのですよね。

 

必要以上に「いい人」でいる必要がないという事、そしてご自分のニーズを大切にした形で動いていいという事が見えてくる。そしてその中で行動してみると「楽しいな~!」っていう感覚を味わえるのですよね。

 

そしてご自分を大切にしながら動いていると、ご自分にとって心地よい人達が集まってくるようになるのですよね。

 

「楽だな~!」っていう世界が構築されていくのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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