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アダルトチルドレン

”私”が生きやすい世界を生きる

アダルトチルドレン   2023/07/01 (土)  1:51 PM

庭の方を眺めていましたら、トウモロコシのふさ(ススキの様)が出来ていました。「ほう~!」って感じで眺めておりました。これからどんな風に成長していくか楽しみですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。アダルトチルドレンからの回復のステップは非常に興味深く感じております。

 

非常に興味深いのですが、回復と共にご自分の能力を発揮しやすい人間関係に身を置いていく感じがある様に思います。

 

ご来室当初の人間関係は、どちらかというと何をどうやっても否定される関係性だったりするかも知れません。

 

親からの否定的なダメ出しを受け続ける事によって、「自分って本当に能力がないかも」「自分の感じている事って大した事がないかも」という風に信じてしまうという事があります。そしてそんな姿が自分だって信じてしまっているかも知れません。

 

ある意味、その様な人間関係の中に身を置いているうちは、どんなに頑張っても努力をしても力を発揮するという事が難しい場合があるかも知れません。

 

ご自分にとって相応しい、同じ能力関係の中にいらしゃる時、自然とそれまでどうあがいても出来なかった事が出来て来るのですよね。

 

つまり「誰と繋がるか?」によって、ご自分の適応が影響されてしまうという事がある様に感じます。

 

環境の中で能力差がある場合、お互いに理解し合えるという事が難しくなって葛藤状態になってしまう。そうするとなかなか本来ある力を発揮していく事が難しくなるのですよね。それは相手から適宜嫉妬の攻撃を受けてしまうからかも知れません。

 

 

ご自分の能力にふさわしい心地良い楽な人間関係に繋がっていく事で、ご自分の能力も適応も上がっていくのですよね。

 

ご自分が苦しいと感じる人間関係は、相手から嫉妬の攻撃を受けたり、理解し合えない関係のストレスによって、ご自分の力が阻害されてしまうのですよね。

 

回復されて行かれますと、ご自分の生きるステージや環境においてバーションアップされて行かれる様になる方が多くいらっしゃるなと感じます。「私って良いもの」という自己肯定感も育って来られます。

 

またステージがアップするからといって大変になるかというと、そうではなく、ご自分の能力にふさわしい環境に移れるからこそ「あ~楽だ~♬」って感じで、これまでよりもストレスフリーとなって自信を持って歩いて行かれる様になるのです。

 

その姿が本来の姿であり、本来の姿で生きる適切な環境というものが整ってくるのかも知れません。そんな本来の姿を拝見させて頂くのがとっても楽しみなのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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