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アダルトチルドレン

”私”の人生が再び輝く時

アダルトチルドレン   2023/06/28 (水)  5:08 PM

近頃は野菜達の収穫が出来る感じになりました。今年は初めてトウモロコシを植えました。

 

何だかフサのような感じが出てきていて「う~ん、これはトウモロコシの花?」って感じで観察をしております。これからの成長が楽しみです。

 

日々、色々な方々との繋がりの中で相談室を運営している感じです。振り返りますと、本当に色々な方々が繋がって下さり、そして力を頂いて今があるなと感じております。

 

繋がって下さる方々と作る相談室という感覚があるなと実感しております。

 

これまで本当に有難うございます。

そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

 

セラピストとしてのステップは、私自身の回復のステップでもあったなと時々振り返る事があります。私自身、トラウマの問題を抱えていた影響で、自分の喜怒哀楽の感覚が感じにくく「何と無く何かを感じるかもしれない・・・」っていう中でいた感じがありました。

 

ですので自分の感覚よりも「誰か」の感覚を頼りにしたり、頭で考えた結果で動くという事がベースとしてあったように思います。そんな時、アルコール依存症の専門病院に勤務する中、これが壁となったのでした。

 

アルコールのおじさん達は、時に「うお~!」って怒りをスタッフにぶつけてくる事があるのです。ドライドランクという状態で、怒りの発作をスタッフに起こしてくるのです。

 

そんな時に、アルコールのおじさん達が「うお~!(8)」って怒りを発したら、こちらも「うお~!(8)」って同じレベルの感覚で合わせる事で、アルコールのおじさん達の怒りが凪状態になって、アルコールのおじさん達との関係性がうまく出来るんだと師匠から聞いた事がありました。

 

そうして私自身のトラウマによる解離(感覚麻痺)の治療を続けていった経緯がありました。

 

「自由に生きる」という時、このご自分の感覚に繋がっていけるようになるという事が非常に大切なポイントとなりますね。この”私”の感覚というモノを指標に動いていく事によって、心から求めているものにつながる事が出来、そして時に良からぬ人からの攻撃に対しても的確に対処していく事ができるのだと思うのです。

 

多くの方々がご来室され、それぞれの「美しさ」、「力」、「凄さ」を拝見しています。ご自分の感覚を大切にし、そしてご自分らしい人生を歩む時、”私”の人生は再び輝き始めるのだと思うのです。

 

「私は私のままで良い」という感覚の元、本当の意味での自信を感じながら自由に歩いていかれるのですよね。その姿は非常に美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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