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アダルトチルドレン

”私”の可能性を広げて行く

アダルトチルドレン   2023/06/07 (水)  4:40 PM

今日はとっても良い天気でありました。園芸屋さんに行くと「おっ!」って感じで、色々な苗が売っていて楽しい感じです。三つ葉の苗を発見し購入しました。

 

あまり園芸屋さんでは見かけず思わず3株購入しました。また庭の周りが野菜とお花で賑やかになって来つつあります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見させて頂いております。心というのは目に見えないけれど、確かにそこにある感じというのがあるなって感じます。

 

言葉は嘘をつくという風に、前に勤務している先生のお話で聞いたことがありました。非常に興味深いなって思います。

 

家族を背景とする問題という部分を考えますと、目に見える形での虐待、ネグレクトとかっていう部分は非常にわかりやすい問題と捉えられますね。だけれども非言語的なコミュニケーションでも、人は自由を拘束されてしまうという事があるのかも知れません。

 

人は非言語的なコミュニケーションと言語的なコミュニケーションの2通りのコミュニケーションがありますね。

 

目に前にいる人によって、時に「ほ~」っていう感じで穏やかな感じになったり、「何だか自分が欠点だらけの人間だ~!」ってどうしても思ってしまったり、また相手のイライラが突き刺さるような感じになったりなど、目の前に誰によって左右されるなと思います。

 

案外と非言語的な感覚というのは、相手の意図を表しているというのがあるのかも知れないと感じます。

 

相手からのメッセージで言葉の部分と非言語的な部分での差がある場合、ダブルバインドと言って、受け手はそのコミュニケーションの「差」によって問題や症状を抱えたりという事があります。

 

言葉では「大事に思っている」と伝えてくるけれど、実際の行動面では本当に必要な時に梯子を外すという行動をされてしまう。相手からの怒り(本質)と言葉の差によって苦しいけれど離れられない共依存の関係性のわだちの中で問題が作られてしまっている場合もあります。

 

そんな時、心は目に見えないから「自分の問題」と捉えてしまうと、「自分は不安定な人間」だとか「自分が欠けている存在」だって自分を低く捉えてしまうという事があるかも知れません。

 

だけれどもその関係、例えば親ー子関係をつまびらかに見ていきますと、案外とご自分の問題というよりも親の非言語的な怒りを背負ってしまい、それによって問題が作られしまっている場合が結構多いかも知れません。

 

本来のご自分の問題ではない、親の生きる上での苦しみや怒りを背負わされてしまう。それによって問題が作られてしまっている。

 

そんなカラクリが見えてくると、本来のご自分の自由な姿が見えてくるのですよね。

 

親の問題は親にお返しし、ご自分の自由な人生を生きて行かれる。そこにはリミットトレスな可能性が秘められているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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