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アダルトチルドレン

本来の”私”が求めているモノは何?

アダルトチルドレン   2023/05/19 (金)  10:53 AM

近頃は紫陽花の花がちらほらと咲いています。紫陽花の花は初めて育てるのですが、興味深い事に昨年咲いた紫陽花の花の色とは違っているのです。「ほ~!」って感じです。

 

また昨年咲いていたダリアの花も球根から発芽し、また大きく成長しています。また大輪の花を咲かせてくれるのが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。様々な幼少期のトラウマをサバイブされて、「自由に生きたい」と強く願いご自分に向き合っていらっしゃる姿は素晴らしいと感じます。本当に良く頑張っていらっしゃるなと感じます。

 

アダルトチルドレンからの回復は、本来の私の姿に戻っていくという事かと、ご来室される方々の回復を拝見していて感じます。

 

「これがあったらも何もいらない」という、心から求める「何か」を手にして自由に生きる姿は非常に美しいなと感じております。

 

本来の”私”の姿になることを阻む要因は色々とあるなと感じます。それは「ご自分が求めているものが何か?」という事が見えなくなってしまう場合があるかと思います。

 

周りの人達の色々な価値観や期待を背負ってしまう事によって、その「期待に答える事がご自分の求めているもの」とすり替えられてしまう場合があるかも知れません。

 

またそれは世間の価値観によって、それがご自分が求めているものという風になってしまうかも知れません。

 

そんな時、意識の部分で求めているものと、無意識の部分で求めているものの差がどうしてもできてしまうのですよね。

 

そうなってしまうと、ご自分の中で本来求めているものとは違う事による、怒りや空虚感がどうしても出来てしまう。本来のご自分が求めているものが、周りの価値観を自分のニーズという風に捉えてしまう事によって、「ご自分の人生に何を求めているか?」ということを見失ってしまう場合があるかも知れません。

 

ある意味、現在問題を抱えているという事は、「ご自分の本来求めているものは本当は何だろう?」という事を立ち止まって考える良い機会となるかも知れません。

 

”私”が心から求めてるものは何?

それはご自分にとってどんな風に世界を広げていける?

 

そんな事が次第にご自分の日常や人生の中に広がっていくのです。

 

心から求めている自由や楽しさのために生きる。そんな展開が見えてくるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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