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アダルトチルドレン

本来ある力を活かして自由に生きる

アダルトチルドレン   2023/04/13 (木)  12:14 PM

暖かくなって来ますと、色々な花たちが元気に咲き始めますね。ピンク色のマーガレットは春になってようやく蕾をつけ始めています。それぞれが勢いよく花を咲かせてくれています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

 

アダルトチルドレンからの回復は、多方面からの回復のステップであるなと感じます。単なる症状からの回復というよりも「”私”をどう生きるか?」っていう部分に非常にリンクしているなと感じます。

 

非常に興味深いのですが、回復のステップを歩んで行くにつれて、段々とご自分の心地よい、ご自分の能力に見合う形でステップを歩んでいかれるように思います。

 

その姿を拝見していますと、いかにこれまで本来の姿を歪められ、そして回復と共に次第に自己肯定感が育ってご自分にふさわしい人間関係や環境を選び取って行かれているのだなという事を実感致します。

 

その中で実感することは、本来の能力の高さを押さえつけられ、その本来の力を抑圧しながら生きて来られた面も実感いたします。

 

親よりも子供の方が秀でている場合、親は子供の能力を色々な形で潰して行く場合もあるように感じます。潜在的な能力が高い場合、子供の成長と共に色々な可能性が見えてくる。

 

それを「親よりも自由になるな」とごとく、その可能性や力を押さえつけられてしまうと言うことがあるように感じます。

 

またそのような機能不全家族の中で生き続ける時、親との安定したアタッチメントを構築すると言うことが難しくなっていまします。

 

師匠は安定したアタッチメントを構築出来ない場合、大人になって人間関係を振り返りますと、ご自分を傷つける関係に入ってしまいがちになってしまうと仰っています。納得だなと感じます。

 

そのような人間関係の中にいる時、本来ある力は発揮しにくくなってしまう場合があるように感じます。優秀な力が抑圧されて封印されてしまう・・・。

 

幼少期からのアタッチメントの側面についてのトラウマ治療と共に、次第にご自分にとっての安全な人間関係と力を奪われる関係を的確に選別して行けるようになります。楽な人間関係と繋がっていく事ができるようになるのです。

 

そうしていくことで、本来ある優秀な力を発揮すべく自由になっていかれるのです。

アダルトチルドレンからの回復は非常に興味深いですね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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