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アダルトチルドレン

”私”が楽な世界を創って行く

アダルトチルドレン   2023/04/09 (日)  1:41 PM

今日は横浜はとてもいい天気であります。こんな日は散歩をすると良いかも知れませんね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。色々な人間関係と環境を生きる時、ご自分にあった人間関係や環境選びというのは大切なのかもしれないと思います。

 

同じ人間だけれども、その人の生きる環境や能力差によって、コミュニケーションをしていても「???」ってなってしまうという事は結構あったりするかも知れません。

 

私自身も昔経験をした事あります。一緒に話をしていると、相手の言葉を追っているのだけれど「一体この人は何を言わんとしているのか?」って思っていたことがありました。言葉を追えば追うほど「理解し難い・・・」ってなってしまっていた。

 

その当時、自分に自信が無くて、その時は「きっと自分に足りないものがあるに違いない」って思っていたのでした。そして「もっと修行をせねば!」って思っていました。

 

様々な人間関係や環境に身を置いた時、常に感じる孤独感というもの抱えいたように思います。

 

興味深いのですが、少しずつ力をつけ、生きる環境のステージが上がって行くにつれて、人間関係の中で不思議と私の中にあった四面楚歌のような孤独感というのは影を潜めていったのでした。

 

「自分が足りない、足りない」って思っていた時は、「周りは正しくて自分は間違っている」という世界を生きていました。

 

何となく自分軸が育ってきて「あ〜違うんだな~」って事が見えてきた時に、自分の心地よい環境に身を置いて、そこで「素敵だな」って思う人達と繋がることで私自身が色々なものを吸収し成長していけるなと感じたのでした。

 

回復されて行かれる方々も、回復とともに大切なご自分の感覚が育って来られますね。”私”の中にある自分軸が育って来るのですよね。

 

そうした時、自分軸で周囲の人間関係や環境を見た時、「私は何を感じる?」そして不快感を感じた時「なぜご自分は不快感を感じる?」って感じで、一つひとつ環境や人間関係を吟味して行く。

 

現在いる環境や人間関係の中で、「ご自分を大切に感じられるか?」

不快な場合、「ご自分が求めているのはどんな事?」って吟味して行く。

 

そんな風に”私”を主軸とした形で周りを改めて眺めて見た時、ご自分を認め、そして心地良い関係を模索しながらバージョンアップしていける展開となるのかもしれません。

 

ご自分にとって不快なものを捨て、そして心地良いものを選択して行く。

 

そうして行くうちに「楽チン〜!」って感じの環境や人間関係の中で、生き生きと生きる世界が作られて行くのですよね。そしてその互いにリスペクトし合える関係の中で、さらに「本来ある力」を使って自由自在に生きていけるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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