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アダルトチルドレン

”私”を認め育てていくステップ

アダルトチルドレン   2023/02/03 (金)  4:03 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップの中で「なるほど~」って感じに感じることが良くあります。

 

アダルトチルドレンからの回復は、非常に興味深いなと感じます。

 

自由に生きるという時、大切なポイントというのがあるなって感じます。それは「ご自分の能力を認めていく」という事です。

 

ご来室される方々は非常に優秀でいらっしゃる方々多いように思います。だけれども非常に謙虚でいらっしゃる。またご自分に対して自信を持てないという場合もあったりします。

 

何となく、その背景というモノを見ていくと興味深いなと感じます。

 

ご自分に対し自信を持てないという風に思っていらっしゃる方程、その背後には本来ある能力の高さゆえに周りから嫉妬されて、戦ってきた歴史を抱えていらっしゃるのかも知れないと感じます。

 

ですので「自信がない」と思っていらっしゃるのは、ある意味そこに光る「何か」があるという事かも知れません。

 

人は本来のご自分の能力の高さで生きる時、自然と自由になっていかれるように思います。そこで繋がっていく人間関係は心地よく、それまでの世界とは違って雑音やノイズがないかも知れません。

 

本来の姿のレベルよりも低く見積もって、その世界で生きる時、非常に不自由になってしまうのかも知れません。ある意味「生きづらさ」や抱えている問題や症状は、低く見積もっている苦しみから引き起こされてしまっている場合もあるように感じます。

 

ご自分の能力に自信が持てない。だからご自分の能力以下の環境や人間関係に身を置いてしまう。

 

だけれどもそれはお互いに理解し合えるという関係性ではない為、ますます自由からかけ離れてしまうという事が起こってくるのですよね。

 

ご自分の能力を認め「自分はこのぐらいです!」って認めていく事で、ご自分にふさわしい環境や人間関係を選び取り、そしてご自分が楽に生きるフィールドが出来上がってくるように思います。

 

そうした時、かつてのように必要以上にご自分を下げる事もなく、「私はこのぐらいです」という適度な自尊心を持って生きることが出来るのかも知れません。

 

そうした時、能力の高さに嫉妬して微妙に攻撃を仕掛ける人に対し、的確にご自分を守って行動する事ができるようになるのですよね。

 

ご自分を認めていく事で、楽で心地よい人間関係や環境を選び取りふさわしい世界を構築していくことが出来るのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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