アダルトチルドレン 2023/01/12 (木) 2:33 PM
今日はとっても天気が良い日ですね。庭に咲いている花達も元気にしています。
時々私は『Trauma Therapist』を聴いています。そこに登場するセラピスト達は非常にパワフルでいらっしゃいます。
それぞれがそれぞれのトラウマを背景とした中で自分の問題に取り組み、その上でセラピストとしてパワフルにご活躍をされています。
彼らの回復のストーリーには様々な状況や種類のトラウマの物語があり、それを経て情熱を持ってセラピストとして活躍されている姿に「素晴らしいな」って思います。
それぞれが仰るのが「回復の旅」とおっしゃっていて、そんな事を聴くとトラウマからの回復というのは、ある意味旅のようなものかも知れないと思うのでした。
ご来室される方々も、非常にパワフルで逞しくなって行かれていますね。「おっ!凄い!」って本気で実感させられます。
ご来室当初のお話をちょっと懐かしく感じながら、「人ってこんな風に変わるのだな~」って事をしみじみと実感致します。
これは語弊がありますが、回復されて行かれますと「強者」になって行かれるなと感じます。様々な環境や人間関係の中での葛藤を抱えていたり、問題を抱えていらっしゃったりしますが、それでも「強者」となって行かれるのですよね。
「それはどうしてなって行かれるのだろうか?」って思った時、ご自分の中にある「私は私のままで良い」という静かな「自信」が育ってくるからだと思うのです。
だからこそ色々な周りからの攻撃や葛藤があったとしても、ご自分を貫いていける「強さ」が生まれてくるのだと思います。
幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、本来必要じゃない「恥」の感覚や「自己卑下」の感覚が心に染み付いてしまっている場合があるように感じます。
それによって「本来の美しい姿」が歪められてしまっているように思うのです。それはやはり「本来の姿」が非常に美しいと感じるからなのですよね。
親にはない美しさ、知的な能力の高さなどを持っている場合、そこに親からの嫉妬の攻撃を受け、真逆のレッテルが貼られてしまう事があるように思います。
美しい自分、能力の高い自分を手放しで肯定することが難しくなっている。そこには本来ない親からの嫉妬の攻撃による要素が組み込まれてしまっているからなのです。
実際に美しく能力が高い場合、原家族で適応していくことが難しくなるので、「本来の姿」を歪めて生きる癖がついてしまう場合もあります。
回復と共に、本来の美しい自分の姿で生きられるようになるのです。
そして「私はそのままで良い」という自己肯定感が育ってくるのです。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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