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アダルトチルドレン

”私”を認め自由に生きる

アダルトチルドレン   2022/10/28 (金)  1:30 PM

近頃はお花屋さんにはパンジーやらシクラメンがずらっと並んでおり、「冬に近づいているな」って事を感じます。ちょっとパンジーでもこれから揃えてみようかなって思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。無意識的な姿というのものは、非常に軽やかで美しいな~!って事をお話を伺う中で感じております。

 

穏やかに淡々と自由に生きる姿。

「Beautiful〜!」って感じであります。

 

アダルトチルドレンからの回復という時、一つ思い浮かぶのは「自己否定感からの解放」という部分もあるなと感じています。

 

自分自身に「OK」という事を私自身どうしても出せない感じがありました。それは物凄い根強いもので「周りは正しい、自分は間違っている」という根拠は無いのだけれど、そのようにどうしても思ってしまうという感じがありました。

 

この「自分は間違っている」という、ネガティブな信念にとらわれてしまう事と関連しているのが人間関係だったなと感じています。

 

私自身、現在繋がって下さる人間関係を思う時、お互いにリスペクトしあえる人間関係の中を生きていると実感致しております。語弊がありますが「人って良いもの」って素直に思える感覚があるように思います。

 

かつての私自身の回復のステップの中、イメージなのですが北風が吹き荒む中で歩いているという感覚がありました。これまで生きて来た環境や人間関係の中で、否定する人が意外に多かったように思います。

 

回復当時は、「自分は間違っている」と信じ「反省して悔い改めねば!」と、一生懸命に一生懸命に自分を変えようと師匠に治療をして頂いていた時代もありました。「私は足りない」、「私は間違っている」、「変えなければならぬ!」って感じでいました。

 

不思議とそのように頑張っても、努力しても、ある環境の中にいると否定されて「ここが足りない」「あそこがダメ」っていう人が次から次へと出てくる。

 

「はてな?」って立ち止まったことがあったのでした。そんな時思ったのは、繋がる人間関係が良からぬ感じだったのかもしれないということでした。

 

何をやっても否定する人は否定する。それを私は全て受け入れて「反省!」って頑張るけれど、でも否定される。そうやって私の自己否定感はムクムクと大きくなって行ったのでした。

 

幼少期からのトラウマ治療と共に「何をやっても努力しても否定される事もある」ってようやく思えるようになって、自分の感覚や考えを大切にしようって思った時、初めて楽になった気がします。

 

「私は私」っていう感覚。そしてそれを「OK」って思えるようになった事。

 

そうしたら自然と否定され続けて苦しかった人間関係や環境を断捨離することができるようになったのでした。それまで「ここから離れたら大丈夫か?」っていう不安が先行して断捨離することができなかった。

 

だけれども離れてみると、自然とそれまでとは違った心地よい人間関係と環境が整って来たのでした。

 

「まずは自分を認めてあげる」ことって大事なのだなと思ったのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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