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アダルトチルドレン

本来の”私”に戻って行く旅

アダルトチルドレン   2022/10/20 (木)  3:21 PM

今日はとっても良い天気ですね。天気がいいと「ほ~!」って感じに心も何だか軽やかな感じになる気がします。

 

時々『Trauma Therapist』というポットキャストを聴いています。何だか毎回の登場人物が非常にパンチの効いた方々ばかりで「世界には色々な強者がいるぞ~!」って思うと嬉しくなります。

 

世界中のトラウマにまつわる専門家、セラピスト、著者家など、非常にパワフルな方々が集っています。「私もこうありたいな~!」って事を思うでした。

 

また相談室のご来室される方々もまた、非常にその方らしくパワフルに生きていらっしゃると実感します。その方それぞれの「本来の姿」というのは、非常に何とも言えず美しく、しなやかなのだなよねって思うのです。そして「本来の私」にふさわしい人間関係や環境が整ってくるのですよね。

 

回復と共に、次第に「これ以上は何もいらない」と言う「大切な何か」ものがクリアになってくる感じがあるなと回復される方々のお姿を拝見していて感じます。「私が私である」という事は、こんなにもパワフルで自由なのだなって思うのです。

 

ご来室当初は、その方の本質というのが歪められてしまっている場合があるように思います。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えたままになっていますと、ご自分が求めている方向に生きて行く事がどうしても難しい状況になります。それはトラウマの問題によって、様々な問題を抱えてしまうからです。

 

例えば人間関係における葛藤等もその一つかもしれません。幼少期のトラウマの問題は、自尊心、対人関係、感情の波などの問題にまで波及すると言われています。

 

ですので、どんなに自由に生きたいと思っても「自分はこの程度」と自己肯定感を抱え、自由に生きて行く事が難しくなってしまうのです。ですので人間関係やパートナー選びの時に、ご自分を大切にしてくれない関係の中、苦しいまま続けてしまうという事が起こってくるのです。それらはトラウマの再演によって起こっている場合もあるかもしれません。

 

そのようなトラウマの影響から解放されていきますと、次第に「私が求めているもの」「私が不快に思うもの」がクリアになってくるのですよね。それまであまんじて受けていた理不尽な人間関係や状況を拒否する事ができるようになる。

 

そして安心感を感じられる人間や環境をチョイスする事ができるようになるのです。そんな環境や人間関係は、ご自分の自尊心を育ててくれます。そして着々と自由に向かって歩いていけるステップを踏んで行く事できるのです。

 

「本来の美しい姿」に戻って行くのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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