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手放す事で自由になれる

未分類   2022/10/14 (金)  2:34 PM

最近、久しぶりに『Trauma Therapist 』のGuyさんがやっているポッドキャストを観ました。やはり「いいな~♪」って思います。

 

様々なトラウマを抱えるセラピスト達が登場するのですよね。お話を聞いていると、その何とも言えないパワフルさに力をもらえると同時に、時に度肝を抜かされる感じがあります。

 

「人はどんな事があっても、自分らしく自由にパワフルに生きていけるのだな」って事を、時々このポットキャストを観るにつれて実感します。

 

Guyさんご自身も、トラウマを抱えていらっしゃるようで、登場されるセラピストの方々に必ず「幼少期の背景は?」っていうご質問をされます。「Guyさんパワフルだ~!」って思うのでした。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その回復の展開ぶりに「お~!」って感じで驚かされる感じがあります。

 

それぞれがお持ちでいらっしゃる、「無意識さんの力って無敵だな~!」って事を感じます。そしてその回復のステップを拝見するにつれて、そのヒントを教えていただく感じがあります。

 

その一つに「手放す事で自由になれる」という事があるかなって思います。

 

色々な問題や状況に対して「自分で何とかせねば!」って感じになってしまう場合ってあるかもしれません。「自分が何とかしないと~!」って感じに焦りと不安に陥ってしまう。

 

だけれども、そのモードで頑張れば頑張るほど空回りをしてしまって、求めているのとは逆の方向に状況が展開してしまう。

 

そんな時に「自分で何とかせねば」っていうモードを手放していくと、自然と目の前のことがクリアに見え、状況が浮き彫りになってきて「この状況でどうしたら楽になっていくか?」って事が冷静に見えてくるように思います。

 

師匠の大嶋先生は「何とかせねば」っていう感覚について「万能感」という言葉で表現されています。私自身も時々この感覚が顔を出してくる事があります。

 

この「万能感」を手放してみると、自然と周りの状況や人間関係の中でどんな事が起こっているか? そうして「その状況の中で自分はどう動いたら、いい展開になっていくか?」っていう事がクリアに見えてくるのですよね。

 

万能感でいっぱいになっていた時は、その自由になるヒントが見えなくなってしまっていた。

 

「自分一人で何とかせねば!」という万能感から解放された時、自然と周りと一体感と調和の中で、本来あるご自分の能力を発揮していく展開になっていくのですよね。

 

ご自分の中にある、様々な能力を活かしながら自由自在に飛び回っていけるようになるのです。

 

非常にその姿は美しいのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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